パワーアップして豊かな人生 > パスポート申請の手続きと注意点

パスポート申請の手続きと注意点

1. パスポート申請に必要な書類とは?

パスポート申請には、各種書類が必要です。最初の申し込みの時点で全て用意していくとスムースに申請が行えますから、必ず事前に用意して持っていくようにしましょう。では、必要書類とは具体的に何かと言うと、以下の通りです。 ・一般旅券発給申請書一通 ・6ヶ月以内に発行された戸籍抄本、または、戸籍謄本一通 ・35×45センチなど規定を満たした写真一枚(免許用写真ならOK) ・運転免許証、写真付き住民基本台帳など、身分を証明できる書類 ・住民票 写真は、免許用写真として正式に撮影されたものなら問題ありませんが、そうでない場合には様々な規定があり、規格外の場合には通用しません。具体的には、メガネや帽子やマスク、前髪などで顔が隠れていると不可です。また、写真サイズに対して顔が大きすぎたり、小さすぎる場合もダメでしょう。顔が完全に正面を向いておらず、傾いていたり、中心からずれていても認められません。もちろん、背景や影が写り込んでいる写真も使えません。さらには、ピンボケ写真や笑顔などの作り顔、背景色が濃い場合なども不可となります。身分証明書の書類も運転免許証のようにそれだけで認められるものもありますが、二点必要なものもありますからよく注意してくださいね。一点で認められる身分証明書としては、基本的に国や県などが発行した、または、国が認めた機関が発行した写真付きの身分証明書などです。各種健康保険証、年金手帳、年金証書、印鑑証明、学生証、企業の社員証、母子手帳、資格証明書などは、二点の提出が必要となっています。


2. パスポートはどのぐらいで受け取れる?料金は?どこで受け取る?

パスポートは、申し込めばすぐに手に入るわけではありません。必要書類を提出して申し込みをしてから手元に届くまでには一定の期間がかかりますから、事前に海外旅行や海外出張の予定がわかっている場合は早めにパスポートの申請手続きを行う必要があります。パスポート発行までに掛かる日数は、市区町村によっても若干の違いがありますが、基本的に約一週間掛かります。土日祝日を除いた、実稼働日で6日程度というのが一般的ですから、できるだけ早く申請するようにしましょう。パスポートは、各都道府県にあるパスポートセンターで受け取ることが可能です。最寄のパスポートセンターで受け取ることになります。その際には、パスポートの発行手数料と収入印紙が必要です。パスポートには、5年間有効の赤いパスポートと10年間有効の青いパスポートがあり、それぞれで必要な金額に違いがあります。また、申請者の年齢によっても金額が変わってくるので、注意してください。 ・12歳未満の5年用は、手数料2,000円+収入印紙4,000円=6,000円 ・12歳以上5年用は、手数料2,000円+収入印紙9,000円=11,000円 ・20歳以上10年用は、手数料2,000円+収入印紙14,000円=16,000円 年齢は申請受付時の年齢となっています。誕生日の前日で1歳加算される計算方法ですから、12歳の誕生日が間近の場合は、その2日前までに申請しなければ割引が適用されませんので気をつけましょう。


3. パスポート申請は自分でする?代行を利用する?

パスポートの申請や受取は、平日の限られた時間しか受け付けていませんから、仕事を持っている人ではなかなか手続きに出向くのが難しいのが困りものですね。パスポートの受け取りに関しては、年齢に関係なく申請者本人でなければ渡してもらえません。パスポートの写真と本人の人相に相違ないかを確認の上で受け渡しが行われるからです。ですが、パスポートの申請は、必要書類さえ揃っていれば本人でなくても受け付けてもらえます。このため、パスポート申請は代行業者に頼む人もたくさんいます。どのようなところに申し込むかというと、旅行代理店や行政書士などがパスポート申請代行を行っているのです。仕事の海外出張などでパスポートが必要になった場合には、会社の顧問業務を行っている会計事務所や行政書士などが、会社経由で代行手続きを行ってくれたという人も多いことでしょう。また、旅行代理店のツアーや結婚式場のハネムーンパックなどで初めての海外旅行をする場合には、その旅行会社や結婚式場が代行手続きを行ってくれるケースも多くあります。それらの場合には、パスポート申請の代行費用が掛からないこともありますが、基本的には代行手数料を取られるのが一般的です。代行手数料は業者や申請人数によっても変わってきますから、依頼する業者に確認するとよいでしょう。家族旅行や社員旅行などで、まとめてたくさんの人数で代行を申し込む場合には割引がある業者もあります。


4. パスポートの残存有効期間とは?

パスポートには、5年間有効の赤いパスポートと10年間有効の青いパスポートがあります。20歳以上の大人であれば、5年間有効のパスポートにするか、10年間有効のパスポートにするかを選んで申請することができ、少し余分にお金を払えば10年間有効のパスポートを受け取ることができます。しかし、20歳未満の場合は、5年間有効のパスポートしか申請できません。この有効期間が切れてしまうと、基本的にパスポートとしての効力を失います。有効期間の短いパスポートの場合、有効期間の間しか海外での滞在期間が認められませんから、海外にいる間に有効期間が切れてしまうと、その国を出なければなりません。ですから、パスポートの有効期限が迫っている場合には、新たにパスポートを取り直してから出国することをお勧めします。また、アメリカなど、国によっては出国日から6ヶ月間の有効期間がなければ入国が認められませんから、その場合にも期間が足りない場合には新たにパスポート申請を行って有効期間を延長する必要があります。長期滞在型の出張や旅行をする際に、パスポートの有効期限がその期間に満たない場合には、事前に有効期間を伸ばしてから出国することがほとんどです。パスポートは残り有効期間が1年を切ると、切替発給といって、新規取得より少ない書類で更新発行を申請することができます。ですが、有効期間が1年以上ある場合には、更新手続きはできませんから、新規取得で有効期間を伸ばします。


5. 未成年者のパスポート申請はどうやる?

パスポート申請における未成年者とは、満20歳未満で未婚の方です。20歳の誕生日前日で満20歳と判断されますし、20歳未満でも結婚している方(内縁関係では無効)は成人とみなされます。未成年者のパスポート申請を行うには、パスポート申請書類の裏面にある「申請書類等提出委任申出書」に法定代理人の署名が必要です。法定代理人とは、親権者である父母、養子縁組をしている場合には養親、親権者がいない場合には未成年者後見人が法定代理人として認められています。法定代理人が遠隔地にいて、パスポート申請書類の裏面に署名できない場合には、法定代理人の署名入りの「旅券申請同意書」の提出でも有効です。法定代理人による代理申請の場合には、法定代理人による「申請書類等提出委任申出書」の記入は不要となっています。また、中学生以下で身分証明書を所持していない場合で、法定代理人と共に申請手続きを行う場合には、法定代理人の身分証明ができれば、子供の本人確認書類が免除されます。法定代理人がいない未成年者の場合には、里親決定通知書や里親の署名、または、後見人選任の証明書や後見人の署名と共に渡航事情説明書などを提出する必要があります。パスポート発行にかかる金額が、12歳未満では減額されていますから、12歳の誕生日の二日前までに申請を行えば、減免された価格で申請することができるでしょう。いずれにしても、成人と同様に、申請は代理人でも行うことができますが、受け取りは本人でなければなりません。


6. パスポートの保管の際の注意点とは?

パスポートが大切なもので、保管には十分配慮が必要であることは誰もが知っていることでしょう。実際、パスポートがなければ、世界中のどこの国でも出入国が認められません。旅行の際に忘れてしまえば、飛行機に乗ることができないのです。また、海外で紛失してしまったら、もっと大変なことになります。パスポートは海外で自分の身分を証明する唯一の公文書です。空港や港の出入国だけに限らず、提示を求められることが多々あります。例えば、ホテルのチェックインで提示を求められるかもしれません。トラベラーズチェックで買い物をするときに提示を求められる可能性もあります。それに、警察官から職務質問のような形で提示を求められることだってなくはないのです。その際にパスポートが提示できなかったら、場合によってはホテルにチェックインできない、買い物ができない、拘留されてしまうといった事態に陥ってしまいます。ですから、基本的に肌身離さず持ち歩くのが原則で、決して他人に預けるようなことはしないようにしましょう。日本国内と同じような感覚でスーツケースやトランクにパスポートを入れておいたら、誰かが間違えて荷物を持ち去ってしまったり、盗まれたりというようなことも実際に少なくないのです。昔の海外旅行用のパンフレットでは、腹巻の中に入れて持ち歩くとか、袋に入れて首から下げて持ち歩くというような記載もありました。そこまでしなくても構いませんが、決してなくさないような手段で持ち歩くようにしましょう。


パワーアップして豊かな人生へ戻る