腰痛についての解説です。
パワーアップして豊かな人生 > 腰痛症状が現れる病気2
月経困難症という言葉を何度か耳にしたことのある方もいらっしゃると思いますが、月経困難症とはいわゆる生理痛のことを言います。月経が始まると同時に、下腹部の辺りや腰に不快感を感じたり、痛みを感じたりします。腹痛や腰痛の他にも、頭痛があったり、発熱したり、吐き気を感じたりと、症状も人によって様々で、症状の重さもそれぞれ違ってくるでしょう。月経困難症の症状がひどい方だと、学校や会社を休まなくてはいけないほどで、生活に支障をきたすこともあります。しかし、月経が終われば、また普通の生活を送ることが出来るのです。月経困難症において、痛みが発生する原因は、色々と考えられているのですが、痛みが少ないからなどと言って、症状を放置しておくのは少々危険です。月経困難症の場合、子宮内膜症や子宮筋腫が原因で、痛みが発生している場合もあります。もし、そのような場合に放置しておくと、不妊になってしまう可能性があるので、月経中に痛みなどを感じるようであれば、一度、産婦人科に行って診察してもらって下さい。子宮内膜症や子宮筋腫が原因で、月経困難症が発生していた場合、症状が軽ければ、月経中は痛み止めを服用して、経過観察する程度で済みます。でも、重度であれば、ピルを服用したり、治療を行っていかなければなりません。年齢と共に、月経困難症の症状が重くなっていくようであれば、すぐにでも病院へ行って検査を受けましょう。月経困難症に関わらず、早期発見、早期治療をすることが重要です。
腎臓が細菌に感染して起こる病気が、腎盂腎炎です。細菌感染を起こす原因となる細菌は、主に大腸菌で、他にも、腸内球菌やブドウ球菌があります。通常の健康な方であれば、腎臓が細菌に感染するなんて考えられないですよね。しかし、腎盂腎炎は大腸菌が主に感染する細菌なので、肛門やその周囲の細菌が体内に侵入してしまい、尿道を通って感染したり、血管やリンパ管を通して感染するのです。男性と女性、どちらがこの病気にかかりやすいかと申しますと、やはり、女性の方が肛門と尿道口との距離が近く、細菌感染を起こしやすいので、女性の方に多く見られます。しかし、男性も高齢になってきますと、排尿障害を起こしたり、前立腺肥大・尿路結石・痛風など、泌尿器系の病気にかかることが多くなってきます。男性でも高齢であったり、上記で述べた病気をお持ちの方は、細菌感染を起こしやすいと思っておいた方が良いでしょう。症状としては、微熱が出たり、体のだるさを感じたりしますが、慢性の場合は、中々自覚症状が現れないので、自分では気が付きにくいようです。急性の場合は、風邪と似たような症状が出るので、風邪だと思い込んで放置する方も少なくありません。排尿の回数がとても多くなったり、排尿時に痛みや残尿感を感じるなど、膀胱炎の症状があらわれることもあるでしょう。急性の場合は、入院をする必要がありますが、慢性の場合は、感染している細菌に効果のある抗生物質を投与して治療していきます。更に気を付けて頂きたいのが、尿は濃度が濃くなると、細菌感染を起こしやすくなるので、たくさん水分を補給して、濃度が薄いうちに体外へ排出することが大切です。
骨粗鬆症とは、骨の量が減少し、骨密度も低くなって、骨が変化してしまうことで、骨折しやすくなるなど、骨がもろくなってしまう病気のことです。骨というのは、古くなった骨を溶かして壊す細胞と新たに骨を作り出す細胞の二つの細胞のバランスが常に保たれています。しかし、このバランスが崩れてしまうことによって、骨を溶かして壊す働きだけが強くなり、骨を作り出す働きが弱くなることで、骨の再生がついていけなくなり、もろい骨が作り出されてしまうのです。骨粗鬆症は、徐々に進行していくので、自覚症状が全くと言っていい程ありません。大きな事故に遭った訳でもなく、ただ普通に転んだだけなのに骨折してしまい、検査をしてみると骨粗鬆症だったなんていうケースが比較的多くあります。骨粗鬆症になると、骨がもろくなるので、今まで簡単に持ち上げていたような荷物を持っただけでも、背骨を骨折してしまったりすることも多々あるのです。一度背骨を骨折してしまうと、背骨の周囲の筋肉に影響を与えてしまい、慢性の腰痛などの原因になります。骨粗鬆症になる原因としては、カルシウムの欠乏はもちろんのこと、ホルモンバランスが崩れることも原因の1つなのです。ですので、女性に多く見られる病気で、閉経後の60代の女性の約半数、70代女性の約6割が、骨粗鬆症をかかえていると言われています。だからと言って、男性が安心出来る訳ではありません。予防するために、カルシウムをたくさん摂取したり、カルシウムの吸収を助けるビタミンD(しいたけに多く含まれています)を摂取するよう心がけて下さい。また、喫煙はカルシウムの吸収を妨げますから、喫煙している方は特に注意が必要です。
40代半ば〜50代半ばになると、女性ホルモンを分泌する卵巣の機能が低下したり、女性ホルモンのバランスが崩れたりします。これによって、のぼせや急激な発汗を感じたり、頭痛・腰痛・倦怠感などという症状が出ることを更年期障害と言います。更年期に入る前のわかりやすい兆候としては、今まで規則正しくきていた月経の周期がとても短くなったり、月に2回が月経が来てしまったりと、周期が乱れ始めます。周期が短くなったり、長くなったりを繰り返していくうちに、閉経となるのです。元々、肩こりや腰痛で悩まされていた方が、更年期に入ったことによって、更に症状が悪化したケースもあります。肩こりや腰痛の原因としては、背筋や腹筋の筋力が低下してきたり、ホルモンバランスが崩れてしまうことによって、骨盤の歪みを作り出してしまったり、本当に様々なことが考えられます。運動不足なども、原因の一つとしてあげられるでしょう。肩こりや腰痛を解消するためにも、入浴中にマッサージをしたり、お風呂上りや寝る前にストレッチをしたりするのもいいですね。あとは、日常の生活で運動することを心がけるようにしていくといいかもしれません。体のあらゆる部分に不調をきたす更年期障害ですが、体に不調があらわれるだけでなく、なんとなく考え過ぎて気持ちが落ち込んでしまったり、クヨクヨしてしまったり、鬱の状態に陥りやすくなるのも特徴です。ですので、日中にウォーキングをしてみてはどうでしょうか。運動不足の解消にもなりますし、家の中に閉じこもっているより、外に出た方が気分も開放的になるはずです。症状が様々な更年期障害ですが、ご自身にあった解決策を見つけて、上手く付き合っていけるようにしましょう。
坐骨神経とは、腰椎からお尻を通り、太ももからふくらはぎ、足の先まで通っている人間の体内で一番大きな神経のことを言います。この神経が、何らかの原因により、刺激されたり、圧迫されることによって、痛みやしびれを感じるのが坐骨神経痛です。どのような部分に痛みがあらわれるかと言うと、お尻や太ももの裏側、ふくらはぎや足の裏にまで痛みを感じることがあります。痛みやしびれの度合いはそれぞれで、軽い場合もありますし、重度な物になると、麻痺が起こったりもします。坐骨神経痛の原因としては、脊髄や神経が圧迫されることによって痛みが生じるのですが、大部分は腰椎の椎間板ヘルニアが原因だと言われています。しかし、椎間板ヘルニアだけが原因な訳ではなく、他にも、腰椎の腫瘍であったり、前立腺がんなども原因の一つです。痛みが強く出てしまった場合は、非ステロイド性の消炎鎮痛剤を服用して、安静にしているのが一番良い方法です。薬を服用しても痛みが強い場合は、神経に局所麻酔を注射するブロック注射治療を行います。それでも改善されない場合は、手術を行う必要があるでしょう。中高年の方に起こりやすい病気なので、日常生活で色々なことに注意しなくてはなりません。仕事をされている方が大半だとは思いますが、長い時間、中腰で作業したり、同じ姿勢で作業し続けることはとても危険です。それに、重い物を持ち上げる時にも、注意が必要です。あとは、規則正しい生活・バランスのとれた食事・適度な運動を心がけて生活して下さい。
脊椎カリエスという病名を初めて聞く方もいらっしゃると思いますが、この病気は、肺から血液を介して結核菌が脊椎に転移してしまい、強い痛みを生じさせる病気です。骨関節の結核の中で、一番多く見られる疾患として知られていて、別名では結核性脊椎炎とも言います。結核にかかっている方はもちろんのこと、以前に結核にかかったことのある方も、体内に潜伏している結核菌が、何らかの理由で抵抗力が低下し、再び動き始めると、脊椎カリエスにかかる危険性があるので、十分注意する必要があります。最近では、高齢者の方が多く発症されていて、家族や周囲にいる患者さんから感染してしまったり、ステロイドを常用している方、人工透析を行っている方など、免疫力が低下している方からも発症が見られます。症状としては、最初は腰痛から始まるのですが、発熱したり、体を動かすと痛みが強くなり、更には安静にしている状態でも痛みが出てくることもあります。結核菌が脊髄を破壊してしまうので、痛みは相当強いようです。ひどくなると、排尿・排便に障害を起こしたり、下肢の麻痺などもあらわれてきます。治療としては、結核の治療を行っていくので、抗結核剤などの化学療法が用いられます。椎間板を中心として、広い範囲にまで病巣が及ぶと、脊髄が破壊されてしまい、背骨が曲がって形成されてしまうこともあるでしょう。このように、骨が破壊され、変形しやすくなってしまうことから、手術で病巣を取り除いたり、骨の移植手術を行うこともあります。