水についての解説です。
パワーアップして豊かな人生 > やっぱり水道水は危険?浄水器の選び方
「毎日2リットルの水を飲むといい」なんて、よくいいますよね。では、どうして、毎日2リットルの水を飲むといいのでしょうか。人間の体は、50%から70%が水でできています(若いほど水分の占める割合が高い)。体内の水分が不足してしまうと、体温調整が上手くいかなくなったり、老廃物を排出できなくなったりするのです。体に充分な水分がないと、血液の循環もスムーズにいかなくなるので、冷え性になってしまうともいわれていますね。だったら、喉が渇いたら水分補給をすればいいと思うかもしれません。でも、喉の渇きを自覚した時には、すでに体は脱水症状を起こしてしまっています。それに、口渇中枢が体に必要なだけの水分を摂る前に潤ったと判断してしまうので、一度にたくさんの量の水を飲もうとしたり、冷たい水を飲むのもよくありません。正しい水分補給のやり方としては、一時間ごとにコップ一杯程度の常温の水をゆっくりと飲むというものです。この場合の水は水道水ではなく、できれば軟水のミネラルウォーターなどがいいでしょう。少なくても、塩素が含まれていない浄水器を通した水を飲むようにしてください。冷えた水を飲むと胃腸に負担をかけてしまいますから、飲みにくいと感じても常温で飲む方がいいですよ。また、コーヒーやお茶、清涼飲料水などでは水分補給できないと考えるようにしましょう。これらの飲み物は尿の排出を促進してしまうので、逆に脱水症状になりやすくなってしまいます。
やっぱり、水道水は危険なのでしょうか。もちろん、水道水を飲んでいても、すぐに健康に被害が生じるわけではありません。ただ、水道水には塩素が含まれていますよね。塩素濃度は水源の水の状態にもよりますし、その日によっても違いますが、残留塩素が多いほど、将来ガンになってしまう可能性が高くなるでしょう。また、体の中に入った塩素を中和するために体内のミネラルが使われてしまったり、塩素が腸内の菌を殺菌するともいわれています。それに、未だに鉛管を使用しているケースもあり、水に鉛が溶け出してしまっている恐れもあるようです。水道水を料理に使ったり、飲用するのであれば、塩素やトリハロメタン、鉛などの体に有害な物質を除去できる浄水器を設置した方がいいですね。あまり安い浄水器をつけてしまうと、ほとんど浄水効果がないこともありますが、かといって、やたらと高額な浄水器をつける必要もありません。手頃な価格で、しっかりと有害物質を除去してくれる浄水器を選ぶようにしてください。近頃では、以前からいわれていた塩素や鉛といった有害物質の他に、水道水に放射能物質が混入する危険性も出てきました。放射能物質は、一般的な浄水器では除去できないのです。逆浸透膜ろ過方式の浄水器だったら、多少は放射能物質を除去できる可能性もありますが、家庭用のものでは100%除去することは難しいでしょう。汲み置きをしておいて、水道局のサイトで確認して安全性を確かめるしかないです。
浄水器の選び方としては、まず、どんな目的で浄水器を使うのか、どのくらいの量の水を浄水したいのか、予算はいくらなのかに合わせて検討する必要があります。例えば、飲み水だけを浄水したいのであれば、ポット型の浄水器が価格的に手頃で使いやすいでしょう。料理に浄水を使いたい場合には、蛇口直結型が便利ですね。ただ、蛇口直結型の場合、一ヵ月から二ヵ月に一度のフィルター交換が必要になりますし、一度に浄水できる水の量が少なめだという欠点もあります。蛇口直結型の浄水器は、ランニングコストは掛かってしまいますが、本体価格が安く手軽に設置できるため、最も一般的に普及しています。蛇口直結型では満足できない場合には、据え置き型の浄水器を設置するケースも多いです。据え置き型の浄水器の本体価格は、二万円くらいから三十万円くらいするものまであり、蛇口直結型と同様にフィルター交換が必要になるでしょう。価格は高いものの、浄水能力は蛇口直結型とそれほど変わらないという製品もありますから、購入の際には慎重に検討した方がいいですね。設置に工事が必要になりますが、流しの下に設置できて邪魔になりにくいビルトイン型の浄水器もありますし、セントラル型の浄水器なら家全体の水を浄水することができます。浄水器を選ぶ際には、本体価格だけでなく、どんな方法で浄水するのか(フィルターのタイプ)、ランニングコストはいくらかなども比較検討しましょう。中には、浄水効果が科学的に認められていない浄水器も販売されているので、注意が必要です。
炭酸水は体にいいという話をきいたことがある方もいるかもしれませんね。炭酸水を飲むと、便秘が解消できるとか、満腹感が得られるので、ダイエットにいいなんてよくいいます。炭酸水を飲むことにより、血管が広がって血行が促進され、血液がサラサラになったり、代謝が上がりやすくなるともいわれていますね。また、炭酸水は酸性なので、ミネラルなどが溶けやすくなっており、体への吸収率が上がるという説もあります。それに、体内に入った炭酸水は、弱アルカリ性に変化し、弱酸性に傾きがちな体を中和してくれるそうです。体が弱酸性に傾いていると、疲れが取れなかったり、太りやすくなってしまうのです。つまり、炭酸水はダイエットにいいだけでなく、アンチエイジング効果や疲労回復効果も期待できるので、体にいいということになります。ただし、いくら体にいいといわれているからといって、水代わりに炭酸水を飲むとなると、胃腸に負担がかかりすぎてしまう可能性があるでしょう。便秘が酷い場合や腸閉塞を起こしている時に炭酸水を飲むと、とても危険なので注意が必要です。体のことを考えて、または、ダイエットのために炭酸水を飲む場合には、炭酸飲料ではなく、天然の炭酸水を飲むようにしてください。糖分や食品添加物が大量に含まれた炭酸飲料では、逆に体によくないですし、カロリーオーバーになってしまいます。さらに、ミネラルが豊富に含まれている硬度の高い炭酸水の場合、お腹を壊して下痢になってしまう方も少なくありません。
海洋深層水というのは、200メートルよりも深いところの海水のことをいいます。これは海洋学上ではなく、産業利用上の呼び名です。海洋深層水の特徴としては、非常に深いところにあるため、化学物質などによる汚染の心配がない、ミネラルが豊富に含まれている、水質が安定しているなどがあげられます。海洋深層水は、塩分を取り除いて飲料水や食品加工水としても使われていますし、化粧品の原材料やタラソテラピーなどにも利用されているのです。魚介類の養殖にはもちろん、農業にも役立てられています。中でも、海洋深層水の塩分を除去した飲料水は、バランスよくミネラルを摂ることができるので、健康志向の強い方に支持されているようです。特に、便秘がちな方や高血圧の方、骨密度が気になる方にオススメでしょう。海洋深層水の取水地として有名なのは、北海道の知床らうすや新潟県の佐渡、三重県の尾鷲、石川県の能登、富山県の入善と滑川、鹿児島県のこしき、高知県の室戸、沖縄県の久米島などです。ハワイの海洋深層水も、そのイメージからか、人気を集めています。海洋深層水を飲料用に購入するのであれば、取水地よりも硬度を確かめて購入した方が、口に合う水を選べるはずです。硬度が高いとミネラルは豊富ですが、飲みにくくなります。胃腸が弱い方の中には、便秘が解消するどころか、お腹を壊して下痢をしてしまう方もいるでしょう。おいしいと感じるくらいの硬度の海洋深層水を体調と相談しながら飲むようにしてください。
酸素水は、通常よりも多い量の酸素を溶かし込み、高濃度の酸素を含ませたミネラルウォーターのことをいいます。酸素強化水という表現をすることもあるようです。ただ、どのくらいの酸素が含まれていれば、酸素水、もしくは、酸素強化水と呼ぶという定義はされていません。また、いくらたくさんの酸素を含んでいたとしても、酸素水がどのように体にいい影響を与えるかについては、何ら科学的な証明はされていないのです。大気汚染などの影響で、現代人は酸素が不足している、だから、酸素水を飲むことで酸素不足を補えば、様々な体にいい効果が得られるとよくいわれています。酸素水なら酸素が水に溶けているので、呼吸するよりも酸素を吸収しやすいという説もあるようですが、消化器官から酸素を取り込むことが体にどんな影響を与えるのかはわかっていないのが現状です。よく挙げられている酸素水の効果としては、美肌になる、脂肪が燃焼しやすくなる、血液がサラサラになる、集中力が増す、疲労が回復する、二日酔いを早く解消できる、居眠りを防止できるなどがあります。でも、それを証明しているような論文などはありませんし、逆に否定的な論文の方が多いくらいです。もちろん、プラシーボ効果により、体の調子がよくなったように感じることはあるでしょう。酸素水を飲用している方が体にいいと実感できるのだったら、飲み続けても特に害はないはずです。酸素水はけして安いものではありませんが、飲むことで健康にいい効果が出ていると信じられるのであれば、それはそれでいいのかもしれません。