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通風の症状と原因・治療方法

1. 【通風】通風の症状とは?

通風の症状の代表的なものは痛みです。特に通風は、患部が腫れたり、熱を持って炎症を起こし、激痛を伴う病気です。通風は、風にあたっただけでも痛いと感じてしまうくらいの強烈な痛みを伴うことから、通風という病名で呼ばれていると言われています。通風の症状は、発作のようにある日突然現れ、歩くことはもちろん、立ち上がることも出来ないほどの痛みを伴うようです。しかし、これほどの激痛であっても、早くて2〜3日、長くても一週間程度で治まってしまうと言われており、ずっと痛み続けるという病ではありません。通風の特徴は、夜中や明け方に痛みの症状が出ることが多いということです。また、一度痛みが出てしまうと、おさまっても忘れた頃にまた痛みなどの症状が現れ、くり返してしまうこともこの病の特徴です。通風の初期段階においては、多くの場合が足の親指の付け根に腫れや激痛が現れ、進行するにつれて足首やくるぶし、膝関節や手の指の付け根、手首やひじにも症状がでると言われています。通風を患う人のうちの多くは、このように足の付け根に激痛が走る通風発作から始まるため、この痛みの具合と症状が通風という病を診断する一つの基準となっているようです。通風の発作は、比較的中年の男性に起こりやすいと言われており、中でも太っていて活動的な人やストレスの多い人は通風の発作を起こす危険性が高いでしょう。


2. 【通風】通風と似た病気って?

通風に似た病気には、足の痛みを伴うものが多いようです。通風に似た病気の代表的なものは外反母趾です。外反母趾は通風と同じく、足の親指の付け根が痛みます。足の親指の付け根の骨が内側に出っ張る様に変形して靴を履く際に当たったり、炎症を起こすことで痛みが出るのです。時には、外反母趾が原因で、膝や腰にも痛みが現れることもあるでしょう。そのため、外反母趾は通風に似た病気として挙げられています。また、通風に症状がよく似ているため、偽通風と言われている病もあります。偽通風は、ピロリン酸カルシウムという結晶が関節炎を起こす病気で、通風と症状は似ているものの病気の原因が異なるため、偽りの通風という意味で偽通風と言われているのです。他にも、関節リウマチという病も通風に似た病気でしょう。関節リウマチは関節が慢性的に痛み、日常生活にも支障がでる点で通風に似ています。しかし、通風が男性に多く起こるのに対し、関節リウマチは女性に多くみられる傾向にあるという特徴を持っているのです。多くの人に経験がある捻挫も、靭帯の外傷により痛みが現れ、関節内の血管や骨膜を傷つけることで腫れを伴うことも多いため、症状が通風と似ていると言えるでしょう。皮下に細菌が感染して腫れる蜂窩織炎と呼ばれる病気や、腰椎の変形が原因となる変形性腰椎症による足の痛みなども通風の症状に似ていますよ。通風に似た症状であっても、違う病の場合もありますので、痛みや腫れがある場合には、きちんと医師の診察を受けてください。


3. 【通風】通風の原因とは?

通風の原因は、尿酸という物質によるものが多いと言われています。通常、尿酸は、誰もが血液中に持っている物質です。しかし、この尿酸はいろいろな要因により、血液中で増えてしまうことがあります。尿酸が通常よりも増えてしまうと、尿と共に排泄されにくくなってしまうため、尿酸が関節内で結晶化して尿酸塩となり、蓄積されて炎症を起こしてしまうことで通風を発症させると考えられているのです。通風の原因となる尿酸を増やす要因には、食べ過ぎやアルコールの飲み過ぎ、ストレスなどが挙げられます。食べ過ぎでは、尿酸の原料となる動物性食品などを過剰摂取してしまうことで、血中に尿酸が増え、通風を発症してしまうと言われています。また、アルコールの飲み過ぎも尿酸の生産を促進してしまい、なおかつ、尿酸排泄を抑制してしまうので、尿酸が溜まりやすく通風を招きやすいと考えられるでしょう。他にも、多くの人が抱えているであろうストレスも、通風の原因になると言われています。ストレスが溜まると、ストレスが溜まっている時に出るストレスホルモンというホルモンの影響によって、尿酸の排出が抑制されると言われており、尿酸が溜まって通風に繋がりやすくなってしまうのです。通風の原因としては、尿酸だけでなく、二次性のものが関係している場合もあります。二次性のものとしては、血液の病気や腫瘍などが挙げられ、薬の副作用が関係して通風になることもあるようです。


4. 【通風】通風の時に取らない方が良い食べ物って?

通風の時には取らない方が良い食べ物があります。通風の時には、特に脂の多い肉やレバーなど、動物性の食べ物は取らない方が良いと言われています。動物の内臓や脂の多い肉類には、通風の原因であるプリン体が多く含まれており、このプリン体によって体内の尿酸を増やしてしまうのです。プリン体は基本的に、一定量までならば尿酸として尿で排出されますが、一定量を超えてしまうと、体内に尿酸塩として蓄積されていってしまいます。そのため、プリン体を過剰に摂取してしまうと、通風の症状の悪化に繋がりますので、通風の時にはプリン体を多く含む食べ物を取らないようにしましょう。プリン体を多く含む食品は他にも、大正海老やおきあみ、真あじの干物や干ししいたけ、大豆などがあり、通風の時にはこれらの食品は食べない方が無難だと言えます。また、通風時には、脂肪分の多い食べ物も取らない方が良いでしょう。脂肪分の高い食べ物を摂取すると、体ではケトン体という物質が生成されるのです。このケトン体という物質には、血液を酸性に傾ける働きがあり、血液が酸性に傾くことで尿酸が結晶化しやすくなります。尿酸が結晶化してしまうと、尿酸の排泄が悪くなってしまい、通風を悪化させてしまうと考えられます。通風の時にプリン体や脂肪を多く取ると、通風の悪化以外にも腎臓障害や脳卒中などの病気を引き起こす可能性もありますので、食事の時には気をつけましょう。


5. 【通風】通風の時に積極的に取った方が良い食べ物って?

通風の時に積極的に取った方が良い食べ物は、アルカリ性の食べ物です。通風の時には、控えた方が良い食べ物というのはよく聞くと思いますが、積極的に取った方が良い食べ物ってあまり聞かないですよね。実は、通風時には、野菜や海草などの植物系の食べ物が良いと言われています。野菜や海草などの植物系の食べ物は、アルカリ性の食べ物で、低カロリーで低コレステロールです。アルカリ性の食べ物の代表的なものとしては、ひじきやワカメ、ホウレン草やゴボウ、さといも、他にも、ニンジンや大根、キャベツなどが挙げられます。これらのアルカリ性の食品を食事で積極的に取ると、尿をアルカリ性に傾けることができ、尿酸を溶かすことができるので、通風の時には欠かせない食べ物と言えるのではないでしょうか。また、通風の時には、牛乳を積極的にとるのも良いと言われています。牛乳は尿をアルカリ性に保つ食品であり、尿の排出を促す水分でもあるので、積極的に摂取すると良いでしょう。しかし、通風だからと言ってこれらのアルカリ性のものだけを摂取すれば良いというものではありません。アルカリ性のものだけを摂取していると、栄養のバランスが崩れてしまいますので、栄養バランスを考えつつ、アルカリ性の野菜や海草類を取り入れた食事を心がけてください。食べない方が良いものを控えるよりも、食べた方が良いものを積極的に取る方が、食事に対するストレスも少なくなるので、通風のためにも良いと言えるでしょう。


6. 【通風】通風の治療方法とは?

通風の治療方法は、痛みを取ることと尿酸値をコントロールすることが中心になります。通風で発作が起こると、関節の激痛と腫れに襲われますので、治療としては、まずこれらの症状を取ることが先決だと言えるでしょう。痛みや腫れを取るためには、非ステロイド抗炎症薬を服用し患部の炎症を抑えたり、消炎鎮痛剤で一時的に痛みを回避するといった治療を行います。また、通風の発作を繰り返し起こす時には、コルヒチンと呼ばれる発作予防の薬がありますので、こういった予防薬を用いて通風の発作を起こさないようにすることが多いです。通風において炎症を抑えたり、痛みを取ったり、予防をしたりする薬は、あくまでも一時的な治療となり、根本から通風を治す治療方法ではありません。通風は尿酸値が高くなると起こる病気ですので、通風を根本から治療するのであれば、尿酸値をコントロールする必要があるでしょう。そのためにはまず、自分の体が、尿酸を多く生産してしまう体なのか、尿酸を上手く排泄出来ない体なのかを検査して知らなくてはいけません。検査で原因が分かれば、それに合わせて体の中の尿酸の生産を抑える薬や、尿酸の排泄を促す薬を用います。それに、尿酸値をコントロールする薬とともに、食事療法を行うことも通風の治療では大切なことです。食事を改善してプリン体を控えるようにしたり、水分を多く取る様にして、尿酸値を高めないように普段の食生活を改善していきたいですね。つらい通風は薬と食生活の改善の両方で治していきましょう。


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