パワーアップして豊かな人生 > 通風が発生しやすい生活習慣と合併症

通風が発生しやすい生活習慣と合併症

1. 【通風】通風になりやすい人とは?

通風とは、血液中の尿酸値が高い状態で、関節炎を引き起こす疾患です。「風があたるだけで痛い」と言うことから通風って呼ばれているそうです。きっと相当痛いんでしょうね。それでは、通風になりやすい人にはどういう人がいるのでしょうか?まず、通風は男性に多い病気です。これは女性ホルモンが少ないことが原因と言われています。食事や飲酒の影響を強く受けるとも言われていますよ。例えば、過食傾向のある人やグルメ嗜好の人、早食い傾向のある人は通風になりやすいでしょう。高プリン体(肉など)の摂りすぎが関係あるようです。また、アルコールの飲み過ぎも影響があります。尿酸を体外へ上手く排泄出来なくなってしまうからだそうです。その他、肥満傾向にある人も要注意ですし、ストレスの多い生活をしている人も通風にかかりやすい傾向にあるでしょう。それに、遺伝的な要素も関係していると言われています。それに、スポーツをよくする人も通風になりやすいみたいですね。また、通風にかかりやすい性格というのもあります。活動的で有能であり、行動力のある、一見理想的な性格の人は高尿酸血症になりやすい傾向があると言われています。責任感の強い人も通風にかかりやすいのだとか。ただ、これは確たる科学的証拠はきちんと実証されていないので、それほど気にしなくてもいいでしょう。尿酸値は、様々な要因で高くなりますから、思い当たる節のある人は、生活習慣の改善を行う必要があります。


2. 【通風】通風は遺伝する?

通風は、遺伝する病気なのでしょうか?通風は実際には、遺伝的な要因も大きいと言われています。通風になった人を調査してみると、近親者にも同じく通風を発症した人がいる場合が多いそうです。そうは言っても、もともと、通風とは、食事などの影響も受ける病気なのですから、それが本当に遺伝によるものなのかは分かりませんよね。親が肉が好きで、子供にもよく肉を食べさせていたと言うことになれば、親子して通風を発症してもおかしくありません。通風になりやすい体質が遺伝したかにみえたとしても、どちらかというと生活習慣によるものが大きいような気がします。近親者に通風患者がいなくても、通風になってしまう人も多いので、遺伝なんて関係ないのではないかと思うこともあるでしょう。それに、近親者に通風患者がいても、食事やアルコールの摂りすぎに気を配ったり、生活習慣の改善を図ることで、通風の発症を防ぐことができるはずです。ただ、最近、通風の原因になる遺伝子なるものが発見されました。防衛医大や東大病院などの発表なんですが、この遺伝子は「ABCG2」と言うらしいです。そして、通風患者の八割に、この遺伝子の変異がみられるそうです。この遺伝子変異が起こると、通風を発症しやすくなってしまいます。逆に言えば、通風患者の二割は、この遺伝子変異が起こっていなくても通風を発症しているわけです。いずれにしても、健康的な食生活や生活習慣を送ることが通風の予防に繋がるでしょう。


3. 【通風】通風と関連する合併症って?

通風と糖尿病には、共通点があります。それは合併症を起こしやすいという点です。どちらも生活習慣が関係しているのですから、当然のことといえますよね。通風は関節に異常を来す病気というのは周知の事実ではありますが、それだけではありません。通風が起こってしまった背景には、高尿酸血症があります。高尿酸血症は腎臓に障害を起こしたり、尿管結石を引き起こす原因になります。腎臓疾患は、通風で最も怖いと言える合併症ではないでしょうか?通風腎という言葉を聞いたことのある人も多いかと思います。これは、通風が原因となって起きる腎障害のことを言います。この通風腎は腎不全や尿毒症を引き起こし、一昔前は死亡原因としても高い割合を占めていたようです。また、高尿酸血症を来してしまった背景には、暴飲暴食、飲酒、過食、美食、運動不足などの生活習慣の乱れが原因になっていることも多いでしょう。そういった生活習慣の乱れは、肥満や高血圧、高脂血症、糖尿病を引き起こしてしまいます。すると、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞などの合併症も出てくることとなります。以上のことにより、通風は様々な合併症を起こす要因になりやすいのです。なので、高尿酸血症をそのままにしておいてはいけません。通風の発作があるなら尚更です。尿酸値をきちんと日々コントロールすることが大切ですし、肥満があるのならダイエットにもしっかり励みましょう。


4. 【通風】尿酸値を測定するには?

通風とは、高尿酸血症が原因で起こります。高尿酸血症かどうかを知るためには、自分の尿酸値を知らなければなりません。自分の血液中の尿酸値を知りたければ、血液検査で尿酸値を調べる必要があります。検査は、病院やクリニックなどの医療機関で行うことができるでしょう。病院で血液を採取すると、採取した血液は自動分析装置にかけられます。病院内で行っている検査であれば、検査結果も比較的早く出るはずです。基準値は医療機関によっても若干差がありますが、7.0mg/dl以下であることが多いです。それを超えると、高尿酸血症として診断されます。今では、一般的な健康診断の血液検査の際にも尿酸値を調べることがほとんどでしょう。ただ、もし、尿酸値が高くても、すぐに通風になるわけではありません。ずっと尿酸値が高い状態が何年も続くことで、通風を引き起こしてしまうのです。尿酸値をきちんとコントロールすることができれば、それほど心配することはないですよ。でも、健康診断に行って尿酸値が高いという結果をもらったのなら、絶対に病院に行きましょう。一回だけ尿酸値が高かったからと言って、すぐに高尿酸血症という診断が出るわけではありません。しかし、日を置いて再検査しても高ければ、医師の指示に従って治療を行う必要があるでしょう。この場合、尿酸値をコントロールする治療ということになります。また、健康的な生活のために食事療法の指導を受けることも多いです。


5. 【通風】通風が発生しやすい生活習慣とは?

通風が生活習慣によって発生しやすい病気であることは、皆さんご存じのことだと思います。それでは、通風を発生しやすい生活習慣にはどのようなものがあるのでしょうか?まず、食生活についてですが、食の欧米化に伴い、肉を食べる機会が増えてきました。そういう中で、プリン体と呼ばれる物質をたくさん含む食べ物を食べる回数も増加したのです。プリン体は、体内で尿酸に変わります。特に、アンキモやレバーには非常に多くのプリン体が含まれていますし、牛肉や豚肉、カツオや車エビなどにも多くのプリン体が含まれていると言われています。こういった食材を日々摂り続けることで、通風を発生しやすくなるでしょう。次に、飲酒があります。アルコール成分を過剰に摂取することで、プリン体をたくさん摂ってしまうことになります。例えば、ビールには実にたくさんのプリン体が含まれている上に、アルコールが尿酸の排出まで抑えてしまうのです。そのため、通風を発生させやすくなるでしょう。なかなか科学的立証が難しいのですが、通風にかかってしまった人はストレスを受けやすい状況にいた人が多い傾向にあるのも事実です。こういった状況を考えると、ストレスも通風を発生しやすい原因だといえるかもしれません。激しいスポーツを好んでする人や活動的な人も、尿酸値が上がりやすいそうです。これはちょっと意外ですよね。過度な運動は腎臓の血流量が減るために、尿酸の排出量が減り、通風を発生しやすいのです。通風を予防するためには、生活習慣の改善が不可欠となりますね。


6. 【通風】通風にはアルカリ性食品が良い?

痛風にはアルカリ性の食品が良いのかどうかについて、お話したいと思います。そもそも痛風は、高尿酸血症が元で起きています。高尿酸って言うくらいですから、痛風の人の尿のPHも酸性の傾向にあるはずです。もともと、人間の正常な尿は弱酸性くらいが多いので、素人目からはそれ自体、さほど問題はないように考えがちですね。しかし、尿酸値が高い場合、尿が酸性の状態では結晶化してしまう場合があるのです。これは尿管結石の原因になります。結晶化した尿酸を溶かすには、やはり、アルカリ性食品が一番です。尿がアルカリ性になれば、結晶を溶かすことが出来ます。ただ、アルカリ性食品を食べただけで、本当に尿ってアルカリ性になるの?と言う疑問が出てきますよね。実際に、尿は食事の影響を受けて、そのPHが変わります。それでは、アルカリ性食品ってどんなものがあるのでしょうか?基本は、海藻、野菜、果物です。代表例として、ひじきや昆布、わかめ、干し椎茸、ゴボウ、ニンジン、キャベツ、大根、バナナ、メロン、レモンなどです。牛乳もアルカリ性の食品だそうです。でも、正常の人の尿は弱酸性のことが多いので、やみくもに尿のアルカリ化を図ってしまっては、逆効果になってしまう場合もあるでしょう。一般的には、弱酸性化を目指すのが理想のようです。とはいえ、痛風の場合には、アルカリ性食品を積極的に摂取することがとても有効になります。日頃の食生活に、意識してアルカリ性食品を取り入れていくことが大切ですね。


パワーアップして豊かな人生へ戻る