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糖尿病【ヘモグロビン・インスリン】

1. 糖尿病に関係するヘモグロビンA1cとは?

ヘモグロビンA1cは、糖尿病の発見に役立つと言われています。ヘモグロビンA1cは、血液中のヘモグロビンにブドウ糖がくっついたもので、糖尿病により血液中にブドウ糖が多くなると、ヘモグロビンがブドウ糖と結合し、ヘモグロビンA1cとなり、血中に存在することになるのです。そのため、この特性を利用し、血液検査でヘモグロビンA1cの状態を見ることで、血中の糖の状態を知ることができ、糖尿病を診断する時に役に立ちます。ヘモグロビンA1cの値は、正常な人で5.8%未満となっており、6.6〜7.9%でやや高め、10%以上で非常に悪いというように、数値が上がるにつれて血液中に血糖が多いことを表わしており、糖尿病の状態が良くないということを示しています。ヘモグロビンA1cの検査は、血糖値検査や尿糖検査のように食事や体調、ストレスなどに左右されにくく、過去1〜2カ月の血糖値の平均値を知ることができるので、血糖値検査や尿糖検査だけでは判断しきれなかった糖尿病を診断することができるでしょう。ヘモグロビンA1cの値は、糖尿病の早期発見に役立つだけでなく、糖尿病患者の血糖コントロールの状況も知ることができます。糖尿病は、初期には自覚症状がないため、気付いた時には悪くなっていたり、重い合併症の危険もありますので、早期発見のためにもヘモグロビンA1cを検査してみるとよいのではないでしょうか。


2. 【糖尿病】血糖値を正確に測るには?

血糖値を正確に測るには、安静にしてから測ると良いでしょう。血糖値は、測る前の状態で数値に影響が出ると言われています。特に、前日に食べ過ぎたり、飲酒をしたり、測定前に激しく動いたりすると、血糖値が上昇してしまい、血糖値を正確に測ることができません。また、血糖値というものは、食後2時間後あたりが一番上昇すると言われているため、血糖値の測定を空腹時に行うことで、普段の血糖値の状態をより正確に知ることができるでしょう。血糖値の測定は病院でのみ、行うものだと思っている人も多いのではないでしょうか?しかし、今は家でも血糖値測定器を使うことで、自分で簡単に血糖値を測定できるようになりました。血糖値測定器で正確な血糖値を測るには、本体に合った血液を採取する、血液の出が悪くても絞り出さない、消毒液をしっかりと乾かしてから採血をするなどの注意事項があります。これらの測定時の注意事項を守ることで、より正確に血糖値を測定することができるでしょう。ただ、糖尿病において、もっと正確に血糖値を測りたい時には、やはり、病院で血糖値を測るのが一番いいですね。病院では、空腹時や食事後2時間での測定、ブドウ糖負荷試験など、自分で測定する時には難しい血糖値の検査なども可能となります。病気の診断や定期的に状態を見るため、より正確な血糖値を知りたい時には、病院で血糖値を検査すると良いでしょう。


3. 【糖尿病】血糖値の正常値、平均値ってどれぐらい?

血糖値は、正常値や平均値が決められています。血糖値の正常値や平均値は、年齢や性別をはじめ、様々な要因によって血糖値が変化することを考慮して、決められた値です。血糖値の正常値は一般的に、空腹時に測定した時のもので、空腹時において100r/dl未満が正常値とされています。また、血糖値は食後2時間後に上昇すると言われており、この上昇を考慮して食後2時間後の血糖値の正常値は、140r/dl未満となっているのです。空腹時の血糖値が100r/dl未満という正常値を超えてしまった場合や、食後2時間の時点で血糖値が140r/dlを超えてしまっている場合には、病院でさらに詳しい検査を受けた方がよいでしょう。血糖値は、100r/dl未満が正常とされているのですが、平均値は年齢や性別によっても少し違ってきます。20歳〜29歳の平均値は、男性が90r/dlで、女性が89r/dlとなっており、40歳〜49歳の平均値は、男性は98r/dlで、女性が96r/dlとなっています。年齢が上がるにつれて、血糖値の平均も上がっていき、70歳以上では男性が108r/dlで、女性が112r/dlとなっているようです。血糖値を測定したら、自分の年代と比べてみてはいかがでしょうか。血糖値が自分の年代の平均値や、正常値を上回る人は、血糖値をコントロールし、糖尿病の悪化を防ぐようにするとよいでしょう。


4. 【糖尿病】甘いものを食べると血糖値があがるって本当?

甘いものを食べると血糖値が上がるということを聞いたことはありませんか?甘いものを食べると血糖値が上がるというのは、本当のようです。甘いものを食べると血糖値が上がると考えられる理由は、甘いものにはカロリーが高いものが多いからです。甘いものの代表のショートケーキをみても、一個250キロカロリー、チーズケーキにおいては一個400キロカロリーにもなるので、たとえ一個だけでも、かなり血糖値に影響してくると考えられるでしょう。糖尿病では、血糖値が上がりすぎないように食事制限をし、一日の総カロリーを控えるようにしますので、カロリーの高い甘いものは控える必要があるのです。しかし、甘いものを食べると血糖値が上がるからといって、全く食べてはいけないというわけではありません。血糖値はストレスを溜めることでも上昇してしまうと言われており、甘いものを食べずに我慢することで余計に血糖値が上がってしまうこともあるのです。どうしても甘いものを食べたい時には、バターや小麦粉、油類などを使用していない和菓子や、フルーツ入りのゼリーなどでカロリーを抑えるとよいでしょう。また、食事の後に甘いものを食べて余分にカロリーを摂取するのではなく、食前に甘いものを食べて満腹中枢を刺激し、食事の量を減らすことで、カロリーを抑えるという方法も効果的です。血糖値の急激な上昇を防ぐためにも、甘いものの摂取には気をつけた方が良いでしょう。


5. 【糖尿病】インスリン治療の基本(痛い?頻度は?料金は?)

糖尿病の治療には、血糖値を下げるためにインスリン治療を行うことがあります。インスリン治療はインスリン製剤を注射器を用いて、自分で皮下注射するものです。インスリン治療では注射器を使うので、痛みが全くないということはありません。しかし、昔と比べると改良が進み、以前は0.4ミリ程の針だった注射器が、今は0.2ミリ程の針になっているため、痛みも蚊に刺された程度と表現する人もいるくらい軽いものとなっています。使用される注射器も、使いやすいようにペンタイプが主流となっており、抵抗感も少なくなっていると言えるのではないでしょうか。インスリン治療の頻度は、病気の症状や患者さんにより異なりますが、基本的には食事による急激な血糖値の上昇を防ぐために、食事毎に使用することが多いです。現在は、薬剤にも色々な種類が用意されており、一日一度の治療で良いこともありますので、治療の頻度については病状に合わせて医師と相談するといいでしょう。インスリン治療の費用は、健康保険が適応されますが、3割負担になったとしても、在宅注射管理料や血糖自己測定器などで、毎月4000円〜6000円程度は必要になってきます。この他にも、検査や処方される薬の種類により、多い人では治療費に2万円程かかる人もいるようです。インスリン治療の痛みや多額の治療費、治療の手間を考えると、まずは糖尿病にならないように予防していきたいですね。もし、糖尿病になってしまっても、早めに改善する努力をした方がいいかもしれません。


6. 【糖尿病】インスリンにも種類がある?

糖尿病では、インスリン製剤を使った皮下注射によるインスリン療法というものがあります。このインスリン製剤には、主に6つの種類があることをご存知でしたか?インスリン製剤は、糖尿病でも特に、一型糖尿病の治療において大きな効果を発揮すると言われています。その種類には、速効型インスリン製剤、中間型インスリン製剤、混合型インスリン製剤、持続型インスリン製剤、超速効型インスリン製剤、時効型インスリン製剤などがあります。これらのインスリン製剤は種類により、効果が現れる時間や効果が持続する時間が違うようです。速効型インスリンは、即効性が高く、注射後30分から効果が現れ始めますが、持続時間が短く、5〜8時間と言われています。速効型よりもさらに効果が現れるのが早いインスリン製剤が、超速効型インスリン製剤です。しかし、こちらも持続時間は短く、3〜5時間程度となっています。他には、中間型インスリン製剤という注射後1時間から1時間半で効果が現れ、18時間から24時間くらい持続するものや、速効型や超速効型と中間型を混ぜた混合型インスリン製剤というものもあり、効果が現れるのが早い上に持続時間も長いと言われています。さらに、速効型や超速効型と正反対の特性をもつ、効き目が出るのが遅く、効果が長い持続型インスリン製剤というものもありますよ。インスリン製剤の中には、一回の摂取で24時間の効果が期待できる時効型インスリン製剤というものもあり、病気の症状や状態に合わせて使われるようです。


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