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手の病気【ガングリオン・手根管症候群・ヘバーデン結節・変形性肘関節症】

1. 【手の病気】ガングリオンとは?

最近、増えていると言われている手の病気に、ガングリオンという病気があります。あまり耳慣れない病名だと思う方が多いでしょう。でも、実は意外と身近な病気です。ガングリオンとは、手足に出来る腫瘍のことを言います。腫瘍と言っても良性の腫瘍で、手足に膨らみが出来る症状です。手で触ってみると、硬いしこりがあるように感じられます。関節部分に出来ることがほとんどで、手首や指の関節に膨らみが出来ることが多いという特徴があります。ガングリオンが出来る原因は、現時点ではよく分かっていません。一説によれば、手首などの関節の使いすぎなどが要因になっているのでは?などと言われていますが、本当のところは分からないというのが一般的な認識です。男性より女性の方がなる人が多いと言われており、女性の中でも若い女性がなりやすい傾向があるようです。基本的には良性の腫瘍ですから、よほど大きくなったり、ガングリオンの発症場所によって神経を圧迫したりしなければ傷みもほとんどなく、特に生活に支障をきたすことはありません。ですが、腫瘍ですから、徐々に大きく成長していきます。若い女性の場合は、やはり見た目が一番気になることでしょう。良性の腫瘍のため、痛みなどがなく生活に支障がなければすぐに治療をする必要もありません。でも、あまり大きくなると手術が必要になることもあります。その場合には手術痕も気になるでしょうから、出来るだけ早く治療を開始した方が良いかもしれませんね。


2. 【手の病気】ガングリオンの治療方法とは?

手や足に出来る良性腫瘍のガングリオンでは、どのような治療が行われるのでしょう?腫瘍といえば、すぐに思いつくのが手術とか抗癌剤、放射線などではないでしょうか?ですが、ガングリオンは腫瘍と言っても良性腫瘍ですから、抗癌剤などは全く必要ありません。ガングリオンはまだその全容が解明されていないため、発症原因なども分かっていません。そのため、治療しても再発の可能性が高い病気になります。ただ、治療によって治すことは可能な病気ですから安心してください。良性腫瘍ですから命に関わるような心配もありません。ガングリオンは、ごく小さなほとんどわからないような大きさのものから、大きいものではピンポン玉程度のものにまで成長すると言われています。ですが、中には自然と小さくなる人もいて、痛みがあったり、特別な支障がなければ経過観察というケースも少なくないでしょう。でも、大きくなってくると見た目の問題も出てきますから、そのような場合には注射器でガングリオンの中身を吸い出す治療が行われます。ガングリオンは触ると堅いことが多いのですが、その中身はゼリー状なので、注射器で吸い出すことが出来るのです。中身を吸い出せばガングリオンはなくなりますが、再発することが多く、比較的短期間でまた発症するケースが多いようです。本格的な治療というと、やはり手術ということになり、切開して腫瘤を根から取り除きます。その他に、レーザー治療などもありますが、どうしても再発の多い病気です。


3. 【手の病気】手根管症候群とは?

手根管症候群とは、本人には原因不明の手のしびれや痛みが起こり、酷くなると筋萎縮を起こして、物をつかんだりすることが困難になってしまう手の病気です。手根管症候群の原因は、腱鞘炎やむくみ・骨折・腫瘤などによって、手の神経が慢性的な圧迫を受けることによって起こるとされています。神経の圧迫がしびれを起こし、やがて痺れから痛みへと徐々に悪化していき、最終的には手を思うように使えなくなっていきます。昨今では、人差し指・中指・薬指の三本に痺れを感じたら、手根管症候群を疑った方が良いと言われているそうです。もし、そのような症状を感じたら、すぐにでも病院での診察を受けるべきでしょう。これ以外にも、最近では、人工透析やホルモンバランスにも原因があるのではと言われています。手根管症候群は、男性より圧倒的に女性患者が多く、特に女性患者でもホルモンバランスが崩れ始める中高年女性や妊娠中の女性に多く見られるからです。手根管症候群の症状は、目覚めの時間前後に感じることが多く、手指の痺れで目を覚ますこともあると言われています。症状が出始めの頃は、手を振ったり、マッサージをすることで症状が治まりますが、原因となっている要因を取り除かなければ自然治癒の可能性はなく、悪化の一途を辿ります。そして、その原因が特定出来ないケースの方が多いのです。筋萎縮を起こしてしまってからでは取り返しが付かなくなりますから、症状を感じたら少しでも早く病院に行くようにしましょう。


4. 【手の病気】手根管症候群の治療方法とは?

手根管症候群の治療は、その原因が特定できている場合には、その原因を取り除くことが最優先となりますが、実はその原因が特定できるケースは少ないのが現状です。明らかに手のむくみなどがある場合には、そのむくみを取る必要があります。でも、そうでない場合には、基本的には炎症を抑える薬を服用しながら、電気療法や温熱療法などで血行を良くして神経への圧迫を和らげるという保存的治療が行われます。原因は分からなくても、手の神経が圧迫されていることが多いので、その圧迫を取り除くために、血行促進のための食事をとったり、ストレッチなど適度な運動で血行を良くしたりするのです。神経の周りで炎症が起きている場合には、その炎症を治さなければなりませんから、抗炎症剤の服用や器具で手を固定して使わないようにするなど、腱鞘炎と同じような治療法が行われます。時には、副腎皮質ホルモンの注射を行う場合もあるでしょう。しかし、慢性化してしまったり、痛みが激しくなったり、症状が悪化してくると、手術を行うことになります。基本的には、局所麻酔による手術で、掌を7センチほど切開する手術です。手術によって痛みや痺れはすぐに治まりますが、筋力の回復にはリハビリが必要で、年齢によっては長期間掛かる覚悟が必要でしょう。そのため、出来る限り手術は行わず、保存療法によって症状改善を目指すのが一般的となっています。


5. 【手の病気】テニス肘とは?

テニス肘とは、テニスをしている人に多く見られる症状のため、このような名前が付いていますが、テニスを全く経験したことがない人でも発症することがある病気です。症状としては、手を握ったり、伸ばしたり、物を持ち上げたりという動作をすると、肘の内側や外側に痛みを感じるというものです。テニスプレーヤーでは、その一割の人が発症するとも言われています。無理なフォームや間違ったフォームでテニスを続けたり、自分に合っていない重さのラケットを使ったりすることで、筋肉や腱に負担がかかり、肘が痛むというもので、テニスプレーヤーに大変多く見られるのです。テニスをしない人でも、日常の労働や家事によって、同じように筋肉や腱に負担がかかり続けると、テニス肘になってしまいます。加齢に伴う筋肉の衰えも影響しているため、中高年の女性が家事によってテニス肘になるという例も多く報告されています。悪化すると握力も落ちるため、上手く物が掴めなくなったり、持った物を落としてしまったり、日常生活にまで支障をきたすようになるでしょう。また、症状が進行すると、何もしていなくても痛みを感じるようになってしまいます。文字通りテニスが原因で起きる場合には、バックハンド型・フォアハンド型・サーブ型などに分けられることもありますが、症状の出方に少し違いがあるだけで、基本的には同じ病気です。どれも同じように負担をかけすぎて炎症が起きているということに変わりはありません。


6. 【手の病気】テニス肘の治療法とは?

基本的にテニス肘の治療法は、「炎症を抑えること」と「筋力をつけること」です。症状が出ている場合には、まず安静が必要になります。負担がかかりすぎた筋肉や腱を休ませて、炎症を取り除いてあげなければなりません。炎症が収まったら、筋力をつけましょう。筋力をつけることは予防にも繋がりますから、テニス肘の再発防止にも役立つはずです。血行を良くするために、温熱療法・低周波療法・レーザー治療・超音波療法・マッサージなどが行われたり、痛みがひどい場合には、炎症を抑える薬を服用したり、冷やしたりという方法も取られます。また、痛みがある場合には痛み止めなどの薬が処方されることもありますが、基本的には治療と言っても薬が使われるのは炎症を抑えるためと痛み止めくらいです。痛み止めには、場合によってはステロイド剤が使われることもあります。テニス肘は再発が多い病気とも言われていますので、回復したら、やはり筋力をつけた方が良いでしょう。柔軟性をつけるためのストレッチも有効ですから、是非率先して行うようにしたいものですね。テニスが原因でテニス肘になった場合には、フォームの見直しや練習量の見直しをする必要もあります。家事労働などが原因の場合にも、その原因となった労働の負担を少しでも和らげる工夫をすべきでしょう。原因を取り除き、新たに発症しないために筋力や柔軟性をつけるということが大切です。日頃から自分の腕を労わり、マッサージやストレッチを入浴の後や就寝前の習慣にすることをオススメします。


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