パニック障害についての解説です。
パワーアップして豊かな人生 > うつ病とパニック障害・過換気症候群
ある日突然、異常な程の不安感を感じたり、鼓動が早くなり、息苦しいと感じたりしていませんか?このような症状が出る場合は、パニック障害だと言われています。不安感は誰でも感じる物なので、判断しにくいかと思いますが、動悸がしたりするようならば、パニック障害を疑った方が良いでしょう。パニック障害かもしれないと思ったら、まず、あなた自身が信頼し、安心出来るようないいお医者さんを早く見つけることです。パニック障害を専門としているのは、心療内科や精神科の他に精神神経科などがあります。パニック障害は、発症から2〜3ヵ月以内に治療をすると良いと言われていて、早期発見・早期治療を行うことによって約8割の患者さんがパニック発作を克服しているそうです。最近では、病院をインターネットで簡単に検索することも出来るので、自分の住んでいる地域の口コミなどを見て病院を選択すると良いでしょう。その際、あまり高齢のお医者さんを選ぶと、パニック障害自体を知らない方もいらっしゃるそうなので、その点は注意して選んだ方がいいですね。いきなり病院へ行くのはちょっと抵抗があるならば、地域の保健センターに一度電話してみるのもいいかもしれません。積極的に誰かに自分の症状を話すということも、治療への大きな第一歩になるのです。相談しようかあれこれ悩んでいるよりは、思い切って病院や保健センターに行って、早い段階で治療されることをおすすめします。
パニック障害は、まだまだパニック障害への理解がそこまで社会に広がっていないため、適切な診断や治療を受けることが出来ずに症状が悪化してしまうケースが多いようです。パニック障害が悪化してしまうと、いつも行き慣れた場所以外に行く時、パニック発作を起してしまうのではないかという不安に襲われます。またあの場所へ行ったら発作が起こるのではないか・・・あの場所であれをしたら発作が起こるのではないか・・・などと、日常生活を送るにあたって行くことの出来ない場所やすることが出来ないことが増えていってしまうのです。そのため、家に引きこもりがちになってしまい、そんな自分を情けなく思ったり、社会で生活する上で自信ややる気を喪失してしまい、うつ病へとエスカレートしてしまうことも少なくありません。パニック障害の後にうつ病を併発するケースも多くみられ、うつ病も併発してしまうと治療には相当長い時間がかかると言われています。パニック障害かもと疑いがある場合やパニック障害だと診断された場合には、早期治療を行うことをおすすめします。そして、もし、うつ病を併発してしまったのなら、うつ病から先に治療を行っていくのが一般的です。実際、うつ病を併発してしまうと気分も沈みがちになるので発作の回数も減り、うつ病を併発していることに気が付かないでいる患者さんも多くいるでしょう。予めパニック障害だとわかっているのならば、無気力であらゆることに感情を感じなかったり、食欲がなく、不眠に悩まされ始めたら注意が必要です。パニック障害を大したことないと放っておくと、ゆくゆくはうつ病を併発する可能性があります。楽しい人生を送るためにも放っておかず、早期治療を行いましょう。
20〜30代の男女によく見られると言われているパニック障害ですが、子供にもパニック障害が起きる可能性は充分あるのです。症状は大人と全く同じで、突然、呼吸困難に陥ったり、動悸が激しくなったり、めまいや吐き気などの症状があらわれます。過剰なストレスを受けたり、神経伝達物質の異常分泌によってパニック障害が起こります。例えば、学校などの集団生活において、孤独感や寂しさを感じてしまった時や大事に育てていたペットが亡くなった時、自分の身近な人が亡くなった時にパニック発作が起こるケースが多いようです。上記のような原因だけでなく、家族関係がパニック障害の大きな要因となることもあります。勉強を頑張ったのに両親に褒めてもらえなかったなど、自分のことをちゃんと見て欲しい、認めて欲しいという気持ちからパニック障害を引き起こしてしまうこともあるのです。このような症状が見られる場合には、すぐにお医者さんに相談することをおすすめします。親が何もわからず、学校に行きたがらない子供を無理矢理通学させて、症状を悪化させてしまうこともよくあるようです。お医者さんと相談しながら、学校を長い間休むなり、治療方法を考えていくと良いでしょう。原因が学校などにある場合でも、家族が一緒になって考えてあげる必要があります。学校と家族が協力して問題を解決していくことこそが、子供のパニック障害を治療するためには一番良い方法ではないでしょうか。
妊娠時は肉体的にも精神的にも、バランスが不安定になりやすい時期です。そんな時にパニック障害を抱えているというのは、とてもリスクの高いことだと思います。やはり、妊娠出産をするのならば、肉体的精神的に健康な時に行うのが一番でしょう。パニック障害を一度発症してしまうと、治療は長期間に渡ります。その間に、結婚をして妊娠を考える方も多くいらっしゃいます。その場合、一番の不安要素は薬です。健康で何の薬の服用もしていない妊婦さんでも、胎児や新生児に異常が見られるケースが2%程度あります。もしも、妊娠中に安定剤などの薬を服用してしまうと、異常が見られたりする危険性などが6〜10%にまで上昇するのです。妊娠出産はもちろん可能ですが、自分にどんな子が生まれてきても全てを受け入れることが出来るでしょうか?そのようなことを夫婦や家族が理解した上で行う妊娠出産であれば良いでしょう。それに、無事に健康な子を出産出来たからと言って安心は出来ません。赤ちゃんに何度もミルクを飲ませたり、おむつを交換したり、夜泣きなどで睡眠を充分に取ることが出来ず、ストレスが溜まります。それが原因でパニック障害を悪化させてしまうケースもあるのです。精神的に不安定な状態が続き、最悪の場合、育児放棄に陥ってしまうことだって考えられます。パニック障害をお持ちの方が妊娠出産を希望する場合には、家族でパニック障害という病気をよく理解し、出産後の話をよくしておくと良いでしょう。
過換気症候群は、突然、呼吸が深く速くなり、除々に不安がつのってきます。さらに、血中の二酸化炭素が排出されてしまい、血液がアルカリ性になってしまうことによって、手足のしびれや痙攣を感じます。主に若い女性に多く見られる症状ですが、日常生活において過剰に心理的ストレスを受けやすい人も発症しやすいです。パニック障害を持っている人の一症状ともされており、不安やストレスを感じた時以外にも、極度に緊張していたり、急激に怒りを感じたりしても発症してしまうでしょう。ただ、緊急で発作が起こってしまった時は、簡単に応急処置をすることもできます。一度でも発作が起こったことがあるという方は、小さめの紙袋、あるいは、ビニール袋を携帯してください。過換気症候群の発作が起こった時、その紙袋を口に当て、吐いた息を再度吸い込むというような反復呼吸を行うのです。この反復呼吸を繰り返し行うことで、二酸化炭素の濃度がどんどん上がっていきます。血中の二酸化炭素の濃度がある程度上がれば、過換気症候群の症状が治まることが多いでしょう。また、もし、発作が急に起きたとしても、周囲の人は冷静に対処する必要があります。ここで周囲の人までが慌ててしまうと、発作を起している本人が不安を感じ、さらに症状を悪化させてしまう恐れもあるのです。過換気症候群は、女性同士の間で集団的に発作を起すこともあると言われています。発作を繰り返してしまうようなら、安定剤を服用する他、過換気症候群の原因ともなる精神的な不安や肉体的な疲労を取り除くための休息が必要でしょう。
パニック障害などの精神的な病に対して、最近では大分理解も深まってきているようですが、やはりまだ、充分には理解されておらず、偏見を持たれることも多いでしょう。そんな中で就職活動において、自分がパニック障害を持っていることを敢えて言う必要はないのではないかと思います。企業側は採用する際に、健康診断書を提出させたりしますよね。もちろん、身体的には問題はないと思いますが、パニック障害を知らない人にはこの病気を理解してもらうのはとても難しいものです。それに、パニック障害の症状がひどいようなら、就職活動を先延ばしにした方がいいかもしれません。仮に、就職活動を行って希望した企業に就職出来たとします。大抵の人は、毎日電車で通勤したりしなくてはいけませんよね?通勤電車でたくさんの人に囲まれ、突然パニック発作を起して途中下車せざるを得なかったりすると、電車に対する恐怖が増してしまいます。もしくは、仕事中に過呼吸を起してしまい、社内の人に迷惑がかかってしまうなんてことも多々あるのです。このようなことを繰り返し行っていると、迷惑をかけるつもりではないのに・・・と申し訳ない気持ちでいっぱいになり、さらに不安定な精神状態が続き、症状を悪化させてしまうなんてことも起こるでしょう。就職したいという気持ちはわかりますが、ここは症状を改善することに専念すべきです。症状が改善してきたのなら、その時に就職を考えてみてください。