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首コリと枕、変形性頚椎症、首のヘルニア

1. 顎関節症と首コリとの関係性って?

普段から首にコリを感じている人は多いかもしれませんが、マッサージや指圧を行ってもその症状がなかなか改善されないような場合には、もしかしたら、顎関節症を疑ってみた方がいいかもしれませんね。それでは、顎関節症と首コリとの関係性にはどんなことがあるのでしょう。まず、顎関節症ですが、これはあごの関節(顎関節)に何らかの異常がある症状です。顎関節は耳の穴のちょっと前にあり、口の開閉を行うと骨が動く箇所です。その部分に指を当てて口の開閉を行うと、わかりやすいでしょう。この部分が痛い、音が鳴る、口が開けづらいといった症状があるようでしたら、顎関節症だと言えます。顎関節症の主な原因として挙げられるのが、顎の骨のズレや骨盤の歪み、首や肩のコリであり、顎の関節自体が悪いために発症しているケースは少ないのです。このため、顎関節の周辺だけを治療するのではなく、整形外科などの専門医の治療によって骨盤の歪みを治したり、首や肩のコリの原因である背中や胸、腕の筋肉の強張りを和らげたりすることで、顎関節症の症状はほとんど改善されます。つまり、首コリがなかなか治らない場合は、実は、顎関節症の原因となっている骨盤の歪みが首コリを引き起こしていることもあるのです。また、顎関節症で顎の関節に何らかの異常がある場合には、背中や胸、腕の筋肉のコリが原因となって症状を引き起こしていることもあるでしょう。顎関節症と首コリには、お互いに深い関係性があるのですね。


2. 首のコリを取るには?

オフィスでデスクワークをしている人に限らず、首のコリで悩んでいる方は多いのではないでしょうか。首のコリを感じた時に首を回して、「ボキボキ」とほぐれる音がすると、なんだかすっと気持ち良くなりますよね。それでは、首のコリを取るためには他にどんな方法があるのでしょう。首のコリを取るためには、まずは首コリの原因を探ることです。なぜ、あなたの首コリは起きているのでしょう。首コリの原因は様々ですが、主に長時間の同じ姿勢、眼精疲労、運動不足、老化などが挙げられます。また、内臓疾患やストレスも、首コリを引き起こす原因になるのです。思い当る原因はあったでしょうか。もし、原因がわかっているのであれば、それを取り除いてあげることで首コリは改善します。また、筋肉のコリは血液の循環が滞っていることが大きな原因だとも考えられています。血液の循環が悪いと、筋肉に乳酸などの老廃物が溜まってしまい、筋肉が硬直してしまいます。これがコリの症状となって表れるのですね。血液の循環を良くしてあげるためには、お風呂に入ってマッサージをしたり、全身の筋肉をほぐしたりすると良いでしょう。また、適度な運動を行うことも血流を良くすることに繋がりますし、ストレス解消にも効果があります。首には脳へ血液を送るための重要な血管がありますので、この部分の血液の循環が滞ることで脳へ酸素が十分に行き渡らなくなると、頭痛やめまいを引き起こす可能性もあります。首のコリを感じたら、早目に対処するようにしましょう。


3. 枕が悪いと首を痛めてしまう?

安眠するためには、自分に合った枕を選ぶことも大切な要素の一つだということは既にご存知だと思います。でも、実は、枕が悪いと首を痛めてしまう可能性があるということはご存知でしたでしょうか。自分に合った枕を使用しないと、寝ている間に首に負担が掛かってしまい、起きた時の肩コリや首コリの原因にもなってしまうのです。それでは、それは一体どういった理由なのでしょうか。まず、枕の役割から考えてみましょう。枕は、布団に寝た状態の時に、自然に直立した時のような緩やかなS字カーブの姿勢を保てるようにするためのもので、布団と首の間にできてしまう隙間をピッタリと埋める役割を果たします。この時に、枕が低過ぎると、首が伸びて顎が上がった状態になってしまいます。頚椎が後方に反ってしまい、椎間板を痛めてしまうこともあるのです。また、枕が高過ぎると顎が引けたような状態になってしまいます。その場合には、不自然な姿勢になり、靭帯が無理に伸ばされ、寝違えを起こしやすくなってしまうでしょう。このように、枕は低過ぎても高過ぎても首に負担が掛かり、結果として首を痛めてしまうのですね。枕を選ぶ際には、頚椎が自然な湾曲を保てるような高さで、後頭部から首にかけて一定の圧力で支えてくれるような枕が良いとされています。大人では、5〜7cm程度の高さでしょう。寝ている間に枕によって自然な姿勢に体を戻してあげることで、首の血液の循環やリンパの流れも正常に戻すことができるので、是非自分に合った枕を選ぶようにしてください。


4. 首コリをとるためのツボって?

あなたは最近、首のコリを感じたことはありませんか?私達の頭の重さは3〜5kgと言われていますが、その重さを首から肩にかけて存在している多くの筋肉で支えています。そして、この筋肉は、腕を動かすためにも使われているので、とても疲労が溜まりやすい場所でもあります。また、日本人の体は比較的小さいので、身体に対して頭の比重が大きく、首の周りの筋肉にも大きな負担が掛かっています。そのために、多くの人が首のコリを感じているのですね。それでは、その首のコリをとるためのツボはどこにあるのでしょう。まず、天柱(テンチュウ)、風池(フウチ)、完骨(カンコツ)というツボが挙げられます。どのツボも首の後ろの髪の生え際にあって、内側から天柱、風池、完骨といった順に並んでいます。ここを、首のラインに沿って押してあげると、とても気持ちがいいですよ。また、首のコリだから首にしかツボがないと思ったら大間違いです。実は、足にも首のコリを解消してくれる効果的なツボがあるのです。足の親指の付け根の部分には、首の骨の頸椎のツボがあります。この部分を刺激してあげることで血行が促され、全身の血流が良くなって、首のコリをほぐすことができるのです。首のコリを放っておくと、首以外にも肩コリ、目のかすみ、腰の痛みや頭痛など、様々な悪影響を及ぼす恐れもあります。自分が気持ちいいと感じたツボをゆっくりと刺激してあげて、首の疲れを取るようにしてくださいね。


5. 変形性頚椎症ってどんな病気?

「変形性頚椎症」と聞いても、この病気にかかったことがない方にはピンとこないかもしれませんね。それでは、変形性頚椎症とは一体どんな病気なのでしょうか。まず、頚椎ですが、頚椎は背骨のうち、首の部分を構成している骨のことを指します。この頚椎は七つの椎骨(ついこつ)と呼ばれている骨から成り、上から第一頸椎、第二頸椎と呼ばれています。椎骨と椎骨の間には中がゼリー状になっている椎間板と呼ばれているものが挟まっていますが、これが骨と骨とのクッションのような役割を果たしているのです。この椎間板の弾力性が失われ、クッションの働きが弱くなってしまうと、椎骨同士が擦れあったり、椎間関節が磨り減ったりして、骨棘(こつきょく)と呼ばれている骨の突起物ができます。骨棘は神経を刺激することもあり、そのために首の痛みや手のしびれといった症状が表れます。これが変形性頸椎症です。変形性頸椎症の初期症状は、肩コリのような症状が続きますが、骨棘が大きくなるに従って次第に神経を圧迫していくようになり、首や肩、背中の痛みやしびれが強くなっていきます。原因は、主に加齢による椎間板の変性だと言われていますが、以前に激しいスポーツをしていたり、頚部を頻繁に動かすような作業をしたりしていた方にも症状が表れているようです。初期の状態であれば、薬物や装具の装着、マッサージなどによる治療が行われますが、症状が下半身のしびれにまでに及ぶようになると、稀に手術となる場合もありますので、注意が必要です。


6. 首のヘルニアってどんな病気?

最近では、パソコンの普及によって、首の痛みを訴える方が増加傾向にあるようですが、もしかしたら、その症状は首のヘルニアかもしれませんね。それでは、首のヘルニアとは一体どんな病気なのでしょうか。まず、首のヘルニアとは、「頸椎椎間板ヘルニア」のことを指します。「椎間板ヘルニア」という言葉は良く耳にすると思いますが、これは、骨と骨との間にあるクッションのような役割を果たしている椎間板と呼ばれているものが、加齢などの原因によって変性し、神経を圧迫している症状ですね。首の部分を構成している上から七つの骨が頚椎ですが、この頚椎の椎間板にヘルニアが発生すると、頸椎椎間板ヘルニアとなります。体に対して比重の大きい頭部を支えている頚椎は、腰椎の次にヘルニアが発生しやすい部位だと言われています。初期症状は、肩のコリであったり足のだるさだったりしますが、もし、首に何らかの異常を感じたら、まずは専門医によってMRIを撮ってもらうことをお勧めします。それは、レントゲンでは椎間板と椎間板の間の細かい状態までは、確認できない場合があるからです。首のヘルニアは加齢によって表れてくるケースも多いことから、四十肩や五十肩だと判断して放置される方も多いようです。けれど、症状が悪化していくと、激しい痛みとなることがありますので、首の痛みや手の痺れなどが長く続くようであれば、一度専門医を受診するようにしましょう。


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