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更年期障害を乗り切るための生活習慣と肌の手入れ

1. 更年期障害を乗り切るための生活習慣とは?

更年期には、体調が悪かったり、倦怠感から無気力になったりと、毎日をだらだらと過ごしたりはしていませんか。年齢を重ねて更年期障害を発症してしまったとしても、今の生活習慣をちょっと振り返ってみるだけで、その症状が改善されるかもしれません。まず、更年期こそ積極的に社会との関わりを持つ事が大切です。この時期は、どうしても家の中に閉じ篭りがちになってしまいますが、そんな時こそ夫婦で外出したり、ボランティア活動や地域活動に参加したりして、意識的に外へ出るようにします。人とおしゃべりしたり、笑ったりする事が、ストレスを軽減させてくれるのです。また、食生活の改善も必要となってきます。更年期からは、コレステロールの増加を防ぐ機能が衰えてくる為に、以前と同じような食事をしていると、肥満を招く恐れがあるからです。カロリーを摂り過ぎないよう、バランスのとれた食事を心掛けましょう。具体的には、牛乳や小魚、ごま、小松菜などのカルシウムの多い食品を積極的に食べるようにし、カルシウムの不足を補います。野菜や果物に含まれているフラボノイドは、女性ホルモンのエストロゲンの急激な減少を防ぐと言われていますし、豆腐や納豆などの大豆製品に多く含まれているイソフラボンは、女性ホルモンに似た働きをしてくれます。毎日の適度な運動も、更年期障害を乗り切る為には効果的ですね。運動嫌いの人は、テレビを見ながらストレッチをしたり、散歩がてらウォーキングをしたりするだけでもいい気分転換になりますよ。


2. 更年期のかかりつけ医師の重要性とは?

更年期のホルモンバランスが急激に変化する時期には、何となく体調がすぐれない人が多いと思います。「ホット・フラッシュ」と呼ばれる顔のほてりやのぼせ、動悸や眩暈、冷え性や頭痛などの身体的な症状から、うつ状態やイライラ、不眠症や倦怠感や不安感などの精神的な症状まで、人によって現れる症状は様々です。また、本人でさえも現れる症状が一定しないと更年期障害だと自覚出来ず、ひとりで悩みを抱え込んでしまったり、クヨクヨとストレスを溜め込んでしまって、結果的に周りからうつ病と誤解されてしまう可能性もあります。それに、身体に不調を感じて病院で検査を受けたとしても、どこにも異常が見つからないからと病気だと診断されなかったり、加齢のせいにされて適切な処置をして貰えなかったりするケースもあるのです。その為、日頃から更年期障害に理解のある婦人科系のかかりつけ医師を確保しておく事が治療の為にも重要となってくるでしょう。また、更年期を過ぎると骨粗鬆症や排尿障害などを起こしやすくなるので、その予防にも繋がります。更年期障害を一過性のものとしないで、きちんと病気として捉え、適切な治療をしてもらう事で、辛い更年期障害の症状も改善されていくはずです。日常生活に支障が出てしまわない前に、何でも相談出来るようなかかりつけの医師を探しておき、なんとなく体調に異変を感じ始めたら気軽に相談してみては如何でしょうか。


3. 更年期におけるお肌の手入れ

更年期には、閉経といった女性にとって重大な身体の変化が起きる為、ホルモンのバランスも大きく崩れてしまいます。その為に、更年期障害といった症状が現れますが、その症状の中にはお肌の乾燥も含まれています。年齢とともに肌の水分量は低下していきますが、さらに更年期障害であると、肌に残っているその水分量も保つ事が出来なくなってしまうのです。また、肌が乾燥してしまうと、紫外線の影響も受けやすくなり、少し外に出ただけでも、すぐ日に焼けてしまうようになるので、注意が必要になってきます。更年期における肌の手入れの一番のポイントとしては、やはりこう言った理由から「保湿」にあると言えるでしょう。洗顔した後のお肌は、急速に水分が蒸発している状態ですので、しっかりと化粧水や乳液などで保湿をしてあげるようにして下さい。また、日焼けもお肌を乾燥させてしまう大きな原因となってしまいますから、ちょっとした外出にも日焼け止めを塗る等の配慮が必要です。外出しなくても、家の窓から入ってくる紫外線もかなりの量になりますし、洗濯物を干すだけでも日焼けしてしまいますので、家の中に居るからと安心しないで、日焼け対策を行う事も大切です。更年期障害の症状が現れると、無気力感から何も手につかなくなってしまう事もあるでしょう。そんな時に肌の手入れまで気にする事は難しいとは思います。でも、肌をこまめに保湿してあげるかあげないかで、その先の肌の状態が決まってしまうと思って、出来るだけお手入れをしてあげるようにして下さいね。


4. 東洋医学で更年期障害を治療する?

歳を重ねる事によって、身体に不調が出てきて、更年期障害を意識するようになったら、一度婦人科を受診する事をお勧めします。けれど、受診して処方される薬には、やはり副作用の不安が付きまといますよね。眠れないからといって安易に睡眠薬を処方されたり、イライラするからといってすぐに精神安定剤を処方されたりしたら、なんだか服用するのが怖くなる事もあるでしょう。そんな時は、漢方薬を試してみるのもひとつの手ですよ。東洋医学にも西洋医学と同じように、更年期障害の改善に効果のある漢方薬が多く存在しています。例えば、桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)と言う漢方薬は、頭痛や耳鳴り、肩凝りやのほせといった「血」に関係する症状に効果があり、よく使われているものです。また、当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)と言う漢方薬は子宮関係の症状に効果があって、加味逍遙散(カミショウヨウサン)と言う漢方薬は眠れなかったり、イライラしたりするといった症状に効果があります。東洋医学で考えられている更年期障害の原因は、「気」、「血」、「水」の乱れと言われています。女性の身体はとてもデリケートですので、ひとくちに「更年期障害」と言っても、日々の生活の中で症状が次々と変化していく事も決して珍しくありません。そう言った事からも、日頃から漢方薬を利用する事によって、この「気」、「血」、「水」の調子を整え、更年期の様々な不快な症状を軽減させるように努めておくと良いでしょう。


5. 更年期にエストロゲンが減少してかかる病気とは?

「更年期にはエストロゲンが減少して骨粗鬆症になる」と、耳にした事もあると思いますが、何故更年期になるとエストロゲンが減少してしまうのでしょう。それは、更年期と言われている45歳ぐらいから卵巣機能は徐々に低下していく為、いくら脳がホルモンの分泌を促しても卵巣の方で対応が出来なくなってしまうからです。この為、エストロゲンが減少し、身体に様々な不調が起こり始め、それが更年期障害の症状となって現われてくる訳です。エストロゲンが減少してかかる病気には、前述した骨粗鬆症があります。これは、エストロゲンの減少によってカルシウムやたんぱく質が不足してしまい、骨がもろくスカスカな状態になってしまう病気です。更年期になって腰や背中が痛むような症状が現れたら、骨粗鬆症の疑いがありますので一度骨密度を測定してみると良いでしょう。また、エストロゲンが減少すると繊維筋痛症と言う病気にもかかる可能性があります。これは、患者の約9割が40〜50歳代の更年期を過ぎた女性がかかる原因不明の病気で、痺れやこわばり、倦怠感、頭痛などの症状が現れます。個人差もありますが、朝起き上がれない程の全身の痛みが3か月以上も続く事もありますので、少しでも違和感があるようでしたら早目に医師の診断を仰ぎ、症状の緩和に努めるようにしましょう。このように、エストロゲンは女性にとって、とても大切なホルモンです。少しでもエストロゲンの減少を食い止める為に、健康的な食生活や生活習慣を送るように心掛けて下さい。


6. 更年期障害は男性にもある?

更年期障害なんて、女がかかるものでしょ。男の俺には関係ないからなんて思っている男性って、意外と多いのではないでしょうか。確かに昔は、「更年期障害は女性特有の症状」なんて言われていたと思います。でも、最近では、「男性にも更年期障害はある」ことが広く知られるようになってきました。この男性の更年期障害は、女性と同じようにホルモンの分泌量が低下していく事が原因で起こるのです。男性の場合は、45歳ぐらいから緩やかに男性ホルモンの分泌が減少していきます。女性のように、閉経を機に一気に女性ホルモンの変化が起こる訳ではなく、男性の場合は緩やかに変化していく為に、自分が更年期障害だとはなかなか気付かないかもしれませんね。 男性の更年期障害の症状としては、 ・イライラする ・疲れやすい ・眠れない ・動悸、めまい、のぼせ ・無気力感 等が挙げられます。男性の更年期障害の症状があらわれてくる年齢は、社会的にも家庭的にもストレスが溜まり易い年齢でもありますので、時に鬱病と間違われてしまうケースも少なくありません。倦怠感を覚えた場合には単にストレスだと片付けてしまわず、症状が悪化しないうちに早目に医師の診断を仰ぐ事が大切です。女性の場合には婦人科を受診しますが、男性の場合にはまず心療内科や内科を受診しましょう。検査の結果、それでも改善されないようであれば神経精神科を受診します。最近では、泌尿器科に「男性更年期外来」が設置されている病院も増えてきているようですね。


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