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腱鞘炎 予防とリハビリ

1. 腱鞘炎を手術で治療する?

腱鞘炎になってしまったからと言って、すぐに手術を考える方は少ないと思います。しかし、色々な治療を行ってきた結果、痛みが全然改善しなかったり、仕事に支障をきたすようになれば、手術を考えざるを得ません。腱鞘炎の手術は、局所麻酔で30分程度で行えるような手術で、比較的簡単な手術なので、失敗してしまうようなことがあまりない手術です。硬化してしまった筋肉を切除する手術で、術後の患者さんの満足度が高いと言われています。ただ、術後に筋力が低下してしまったり、握力の低下が見られることもあるようです。簡単な手術で失敗することがまずないとは言われてはいますが、100%ということはありません。中には、神経を傷つけられてしまい、後遺症が残ってしまったなんて話も聞きますし、手が自由に使えなくなってしまったなんて話も聞いたりします。手術を決意したのならば、評判や口コミなどを調べてみて、熟練度の高い医師のいる病院で手術を行うと良いでしょう。術後は皮膚を切開しているので、やはり痛みはありますが、薬をもらうことが出来るので痛みやしびれも時間の経過と共に除々に消えていくはずです。痛みの原因となる部分を残ることなくきれいに切除すれば、腱鞘炎の再発を防ぐことが可能です。手術をして良かったという意見もたくさんありますが、手術を決断するのは色々な方法を試してからにしましょう。自宅でも簡単に行えるリハビリの方法や治療法はたくさんありますから、安易に手術を決めないことをおすすめします。


2. 腱鞘炎を鍼灸で治療する?

腱鞘炎の治療に鍼灸は有効なのか、色々と調べてみました。鍼灸院とは、基本的に鍼を刺したり、灸をすえたりして痛みを和らげてくれる所です。鍼の場合は、針を刺して刺激を患部に与えて、血液の流れを良くすることで痛みが和らぐといわれています。腱鞘炎の治療を鍼灸院で行う場合、炎症の起こっている部分の治療だけでなく、炎症を起こしている腱の延長上にある筋肉などにも刺激を与えて治療を行っていくでしょう。腱鞘炎も初期段階であれば、鍼灸治療を行った時にすぐ効果があらわれて、痛みもすぐに軽減するケースが多いものです。しかし、慢性的な腱鞘炎で痛みが出てから時間が経っていると、長期的に鍼灸治療を続けていかないと、なかなか効果があらわれないようです。それに、鍼灸治療を行っているからと言って油断は出来ません。実は、腱鞘炎は安静にして痛みのある部分を動かさないことが大事なのです。初期段階のうちに鍼灸治療を行って痛みが無くなったからと言って、同じような生活を送っていると再び痛みが再発してしまうことも多いです。自宅で簡単にお灸をしたり、痛みのある部分の周囲の筋肉を温めて、軽くマッサージして筋肉をほぐしてあげたりするのもいいかもしれません。腱鞘炎に鍼灸の効果はあるのかは、治療を行った方の症状などによって意見はまちまちです。鍼灸院によっては、腱鞘炎の治療の得意・不得意があるようなので、心配であれば一度調べてから評判の良い鍼灸院へ足を運ばれると良いでしょう。


3. 腱鞘炎をリハビリで治療する?

腱鞘炎にかかってしまったと思ったら、病院へ行き、診断してもらうことも大事ですが、自分自身で行えるようなリハビリなども大事になってきます。まずは、簡単に出来るようなリハビリから始めてみましょう。入浴時などの体が温まっている時や温かいタオルなどで患部を温めてから、引っかかりのある手を力を抜いた状態にします。そちらの手の親指を反対の手で、ゆっくりと曲げたり伸ばしたりしてあげるだけで、充分なリハビリになります。その他に、硬くなってしまった関節の可動域を元の可動域まで回復させるのを目的としたストレッチなどもあります。あまりにも酷い痛みだと、動きを固定するような装具をつけて動きを制限してしまうこともあるでしょう。実は、腱鞘炎の痛みを和らげるには、動かさないことが一番効果的なのですが、仕事をしていたり、家事などをしなくてはならないですから、それはなかなか難しいですよね。そこでおすすめのリハビリ方法は、温めることと冷やすことです。痛みがある部分は炎症を起こしているので、冷やすと痛みを和らげることが出来るのです。もし、仕事でパソコンを使ったりする作業であれば、サポーターなどに保冷剤を入れて固定してあげると、作業をしながら冷やすことが可能ですよね。あまり長時間やると冷たくて麻痺してしまうこともあるので、痛みが和らぐくらいの時間だけ冷やしてあげると良いでしょう(約15〜20分程度)。逆に、温めるのは仕事を始める前に行うと良いでしょう。硬くなってしまっている腱やその周囲の筋肉を柔らかくすることが出来、痛みを感じにくくなるのではないかと思います。


4. 腱鞘炎をツボ押しで治療する?

腱鞘炎は手首を多く使うようなテニスなどのスポーツをしている方やパソコンでの作業を長時間している方に多く見られます。初期段階で、痛みもそれほど酷くなっていない状態であれば、ツボを刺激することによってその痛みを和らげることも可能でしょう。手の甲の手首に近い位置にくぼんでいる所がありますよね?そこが「陽渓」と言われるツボです。もう一つは、これもまた、手の甲の手首に近い部分なのですが、横シワが何本か入っている部分があると思います。その辺りを親指の腹で押していくと、少しくぼんでいる部分があり、そこが「陽谷」というツボです。市販されているツボ押しグッズがあれば、それを使って押しても結構ですし、ない場合は爪楊枝を7〜10本位の束にして、輪ゴムでとめた物を使ってもいいです。親指の腹で押すだけでも、十分効果はあると思います。力加減は気持ちいいくらいがちょうどよく、痛みを感じるくらい押してしまうと逆効果です。10〜15回くらいツボを押して刺激を与え、その後、温かいタオルやドライヤーの熱で温めてあげると、より効果を発揮するでしょう。その他にも、陽谷を押したまま、ゆっくり手首を上下させるのも効果的です。それに、このツボを押しながら、お灸をすえるというのも効果的な方法でしょう。腕の外側でちょうど肘と手首の中間で小指側にある「支正」というツボと、腕の内側で肘と手首の中間のど真ん中にある「げき門」にお灸をすえます。この二箇所にお灸をすえてツボを刺激すると、腱鞘炎の痛みが和らぐと言われています。しかし、何もしなくても痛みがあるような場合にはあまり効果が見られないようです。


5. 腱鞘炎の予防方法とは?

腱鞘炎は一度慢性化してしまうと、なかなか完治することが出来ないと言われています。そうならないためにも、普段の生活で色々と気をつけることで腱鞘炎を予防しましょう。仕事の関係で長時間パソコンで入力作業をしなくてはいけなかったり、長時間赤ちゃんを抱っこしていたりするだけでも腱鞘炎は発症します。まず、仕事など作業を始める前には、手首や指を動かすなどしてストレッチをしておきましょう。よく曲げ伸ばししておくだけで、腱への負担を充分に軽減することが可能です。作業を始める時だけでなく、作業中や作業後にもストレッチしてあげるとさらに良いと思います。作業を開始してからも、必ず休憩を入れるようにしましょう。同じ作業でずっと同じ動作を繰り返したり、同じ手で赤ちゃんを抱っこし続けると、やはり、腱に負担がかかり、硬くかたまってしまいます。作業中に、もし、痛みを感じるようなことがあれば、なるべく早く作業を中止しましょう。腱鞘炎にとって動かさないということが、一番の予防になるのです。そこで痛みを我慢して作業を続けてしまうと、さらに強い痛みが出てきて、症状を悪化させてしまうことになります。中止しても痛みが消えないようであれば、冷やしてみてください。アイスノンや保冷剤などを患部に当てて、安静にしていましょう。早い段階で応急処置をしてあげると、その後の悪化を防ぐことが出来ます。痛みが出たからと言って、すぐ治療を考えるのではなく、普段の生活で予防出来ることから考えていきましょう。


6. 腱鞘炎とリウマチの違いとは?

腱鞘炎は無理な動きや同じ作業を長時間続け、負担をかけることにより、腱の部分に炎症を起こし、痛みが発生する外科的な炎症のことを言います。パソコンなどで長時間同じ姿勢で作業をすることにより、手や指に負担がかかっている上に、さらに同じ姿勢を続けていることから血液循環が悪化し、痛みを発生させるのです。治療法は色々ありますが、腱鞘炎に関しては、何よりも作業をすぐに止めて安静にしていることが大事です。初期段階であれば、熱を持っている部分を冷やしてあげるだけで、痛みを緩和することも可能でしょう。手や指だけの痛みだと思いがちですが、実際、腱鞘炎になった方に話を聞いてみると、全身的に疲労を感じている方に起こりやすいので、休養も治療の一つになると思います。リウマチは原因不明の自己免疫疾患で、関節に痛みを伴ったり、関節が変形してしまう内科的な炎症のことを言い、男性よりも女性に多く、30代〜50代に見られる病気です。症状としては、足や手首などの痛みが数週間から数ヶ月続き、病気が進行すると、骨や軟骨が破壊されると共に、関節が変形してしまうので、関節を動かせる範囲が段々と狭くなってきます。朝起きるとなかなかベットから立ち上がることが出来なかったり、関節が動かしにくくなっていたりするなど、関節のこわばりを感じるのがリウマチの特徴です。腱鞘炎とは違い、疲れやすさや脱力感を感じたり、食欲低下により体重も減少してしまうなど、全身症状を感じることもあります。手術などはあまり行われず、薬物療法やリハビリなどが主な治療方法です。


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