関節痛についての解説です。
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ランナー膝って、聞いたことがありますか?マラソンランナーなどが膝の痛みを訴えることをランナー膝と呼んでいます。ランニング中に膝の痛みが出てくるというのが特徴的です。ランニングをすることにより、膝関節に衝撃が加わったりすることによって起こる膝関節周辺の障害を言います。腸脛靭帯炎はランナー膝の代表的な障害です。膝の外側に痛みを感じます。腸脛靭帯と膝の外側に出っ張った骨が擦れることにより、痛みを発生させます。長距離走者によく見られるでしょう。原因としては、過度のランニングやウォームアップ不足、休養不足、足に合っていないシューズなどがあげられます。O脚もランナー膝を起こす要因になるようです。では、ランナー膝になってしまったら、どうしたらいいのでしょうか?まずは、とにかく休養です。ランニングをやめて足を休ませましょう。無理してさらに走り込むと、ますます痛みを感じてしまいます。悪化してしまうこともありますので、痛みを感じたら安静にするようにしましょう。患部のストレッチやアイシング、テーピング、鎮痛剤の投与などを行う場合もあります。ランナー膝を予防するには、膝を鍛えることが大切で、スクワットなどが効果的だと言われています。また、ランナー膝はマラソンランナーに限定して起こるわけではありません。普段あまり運動していない人が、急にランニングをすることにより、膝に負担がかかって膝に痛みを感じることも多いのです。
膝痛を訴える病気の一つに、慢性関節リウマチがあります。40代の女性に多く見られる病気です。膝の痛みを感じる原因としては、関節の一部の滑膜が炎症を起こし、軟部組織が破壊されるからです。免疫異常が原因と言われています。女性の患者の数が多いのは、出産や閉経に伴う女性ホルモンの影響を受けるためだと考えられているようです。慢性関節リウマチは、病名に「慢性」と付くように、急に進行する病気ではありません。症状は少しずつ現れていきます。最初は、手首や足首、指が腫れ、赤みや痛みが生じます。朝のこわばり(朝起きたとき、動作しづらい、左右対称にこわばる関節がある)は特徴的な症状です。その後、膝の腫れや痛みに発展していきます。完治の難しい病気ではありますが、現在では痛みを緩和する治療法もありますので、症状があれば、早めにリウマチ内科や整形外科を受診しましょう。慢性関節リウマチの治療は早ければ早いほどいいと言われています。治療開始が早ければ、病気の進行を止められる場合もあります。診断の難しい病気でもありますから、なるべくならリウマチの専門医に診てもらうようにしてください。日本の厚生省は、「早期リウマチ診断基準」を設けています。この診断基準を元に診断をしていきます。代表的な血液検査は、リウマチ因子、抗核抗体、免疫複合体、補体などです。骨膜の状況をみるには、X線検査が有用になります。一回だけの検査では、はっきりと診断がつかないこともあるかもしれません。
リウマチの治療方法にはどういったものがあるのでしょうか?リウマチは激しい痛みを伴うつらい病気です。それに、リウマチの予防法も確立されていないのが現状です。しかし、これまでは痛みを抑えることしかできなかったリウマチの治療法も、早期であれば進行を食い止めることができるようになってきました。リウマチの治療方法としては、基礎療法、薬物療法、リハビリ療法、手術などがあります。その中でも、基礎療法は最も重要です。リウマチの症状は人によっても違いますから、自分自身が病気をよく理解しておかなければなりません。基礎療法は、その上で生活改善や維持を行っていく療法です。これは普段から健康に気をつかっている人なら問題はないでしょう。過食を避け、栄養バランスの良い食事を摂り、運動を行うというものです。湿度や冷えも病状の悪化を招くことがあるので、気を付けなければなりません。次に、薬物療法ですが、主に使われる薬は抗リウマチ薬(DMARD)です。その他にも、消炎鎮痛薬、ステロイドなどが用いられます。抗リウマチ薬には、免疫調整剤、免疫抑制剤、生物学的製剤などの種類があります。早期から服用することで、関節の破壊を抑えることができると言われています。ただ、副作用の強い薬もありますから、自分に合う薬を見つけるまでは試行錯誤が必要かもしれません。リハビリ療法では、運動療法や温熱療法などに加え、関節にできるだけ負担を掛けない動作を指導していきます。手術は上記にあるような療法では症状が楽にならず、かえって日常生活に支障をきたす場合に行われます。滑膜切除術や機能再建手術などが代表的な手術方法です。
人間の体はたくさんの骨で構成されています。骨と骨を繋いでいるのが関節です。それでは、関節痛があった場合、どのような病気が考えられるのでしょうか?代表的な疾患としては、膠原病があげられます。膠原病とは、病原体に働くはずの免疫が自分自身に対して働いてしまう病気です。そのため、自分自身の臓器や組織を破壊してしまいます。リウマチ性疾患、自己免疫疾患、結合組織疾患が重なった状態を言います。膠原病といわれるものの種類には、全身性エリテマトーデス、関節リウマチ、リウマチ熱、シェーグレン症候群、多発性筋炎、強皮症、結節性多発動脈炎、混合性結合組織病などがあります。共通の症状として、関節や筋肉にこわばりや痛みを起こしたり、細胞の結合組織に炎症性変化が起こったり、免疫異常が見られたりします。攻撃された場所によって疾患が異なるのです。全身性エリテマトーデスなら、全身が攻撃されていることになりますし、慢性関節リウマチなら、関節が主に攻撃されていることになるでしょう。抗生物質が効かず、ステロイド薬(副腎皮質ホルモン)が効くというのも共通の特徴です。その他の関節痛を起こす疾患としては、痛風、変形性関節症、化膿性関節炎、ペルテス病、骨肉腫などがあげられます。また、風邪を引いたときにも関節が痛くなることがありますよね。ウイルスが関節に侵入するためですが、これは正常な反応と言えるでしょう。
年を取ると、段々関節痛に悩まされる、なんてよく耳にしますよね。ちょっと運動したり、無理したりすると、関節が痛くなったりもします。しかし、出来るだけ、関節痛とは無縁で過ごしたいものです。それでは、関節痛を予防するにはどうしたらいいのでしょうか?関節とは、骨と骨の連結部分のことをいい、関節のおかげで曲げ伸ばしができるようになっています。さらに、その関節は軟骨と関節液で守られていて、そのために、スムーズな曲げ伸ばしが可能なのです。でも、年を取るにつれて、その軟骨と関節液が減っていきます。軟骨と関節液が減ってしまうことによって、骨と骨が摩擦を起こし、痛みを感じるようになっていくのですね。関節痛は人によって、起こる場所や起こる症状は様々ですが、中でも膝関節痛を訴える人が多いです。関節痛を予防するためにできることとして、まず、一番に挙げられることは、ダイエットでしょう。要は、太らないようにすることです。体重が増えれば、関節に負担がかかります。ですから、体重は常にチェックしておきましょう。また、日常的に関節の運動を取り入れるようにします。それに、血液の巡りが悪くなると、痛みを感じやすくなりますので、冷やさないように保温しましょう。寒い季節は特に気を付ける必要があります。足に負担を掛けすぎるのも、関節痛を招きます。自分の足に合った靴を履くようにして、なるべくかかとの高い靴を避けてください。健康的な生活を送ることが何よりも関節痛を予防すると言えます。
関節痛に悩まされている人も多いと思います。関節痛で病院に行くと、大抵の場合、処方されるのは湿布薬と鎮痛剤でしょう。痛みがひどければ、即効性の消炎鎮痛剤を処方されることがほとんどだと思います。鎮痛剤としては、「非ステロイド系」が用いられることが多いはずです。しかし、これらの薬はあくまでも痛みを緩和するための薬で、関節痛そのものを治すわけではありません。それに、場合によっては副作用が強いこともありますし、常用しすぎると薬が効きにくくなったりもしますので、注意が必要です。その他にも、病院でできる薬物療法としては、関節内注射(ヒアルロン酸やステロイドなど)があります。関節内注射をすると、軟骨の修正を図り、炎症を抑え、痛みを和らげることができるでしょう。元々、関節液の中には、ヒアルロン酸が多く含まれており、ヒアルロン酸が不足すると関節液が上手く機能しなくなり、腰痛に繋がります。関節痛が病院に行くほどひどくないのであれば、サプリメントを利用するのもいいかもしれませんね。TVなどで関節痛に良いと紹介されているコンドロイチンやグルコサミンなどの錠剤は、ドラッグストアなどでも手軽に買うことができます。コンドロイチンとは、軟骨や皮膚に多く存在するムコ多糖の一種です。グルコサミンはアミノ酸の一種ですが、コンドロイチンを作るために重要な成分です。どちらも加齢と共に減少していき、関節痛の原因になると言われています。