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先物取引の業者(口座)の選び方と最低限理解しておくべきこと

1. 【先物取引】先物取引のSQ値とは?

SQ値とは、「Special Quotation」の略で、満期日に決済する為の最終清算指数、または、特別清算指数の事です。取引された先物は、その限月のSQ日の前日までであれば、いつでも反対売買して清算する事が出来るので、SQ値はあまり関係がないかもしれません。けれど、それまでに清算されなかったポジションの建て玉は、限月のSQ日のこのSQ値によって全て自動的に強制決算されてしまう事になるのです。SQ値の算出方法は、SQ日の日経平均株価構成銘柄、つまり、日経平均株価を構成している225銘柄の寄付値を基に決定されていて、その日の大引け後に大阪証券取引所から公表されています。具体的には、日経225先物取引の場合は、3、6、9、12月の第2金曜日の日経平均株価の寄付値を基に算出される事になります。また、取引を開始してすぐに寄らないような銘柄は、寄った時点での株価を元に算出される為に、必ずしも当日の日経平均株価の寄付値とSQ値が一致するとは限らないので注意して下さい。最近では、SQ日を狙って仕掛け的な売買を行うような機関投資家も増えてきていますので、SQ日の前日の日経平均株価と翌日の決算に使用されるSQ値との間が、大きく離れた値になってしまうケースもあります。そのような場合には、SQ日前に反対売買を行ってポジションを清算しておく事でリスクを回避する事が出来ます。


2. 【先物取引】取引定時増証拠金、取引臨時贈証拠金とは?

先物取引を行うと、取引本証拠金以外にも商品取引所から預託を請求されるケースがあります。それが、取引定時増証拠金と取引臨時贈証拠金です。まず、取引定時増証拠金ですが、これは「定増」とも呼ばれていて、最も期限の短い限月(当限)で取引する際に請求される証拠金の事です。当限は、決済を円滑に進める為に、定められた日より値幅制限が解除されますが、その後は出来高が薄い事もあり、値動きが激しく市場の動きが大きくなる事が予測出来ます。その為に、取引に参加している人の担保を増強しておく事が必要になるのです。定増の金額は各々の銘柄や取引所によっても違いがありますので一概には言えませんが、取引証拠金の半分から同額程度が請求されるケースが多いのではないでしょうか。次に、取引臨時贈証拠金ですが、これは「臨増」とも呼ばれていて、市場の動きが激しい時、もしくは、大きく値段が動くと予測された際に証拠金だけでは担保力が足りないと取引所が判断した場合に請求される証拠金の事です。ストップ高やストップ安を2日連続で付けた場合などに、市場の過熱感を冷やし、相場を落ち着かせる為に臨増が掛けられます。臨増の金額もまた、定増と同じように各々の銘柄によって違いがあり、商品取引所により指定されます。以上の様に、先物取引を行う上で証拠金以外にも預託を請求される場合があると言う事を理解しておく必要があるでしょう。


3. 【先物取引】先物取引で儲けるためには?

先物取引は、レバレッジ効果によって、少額の資金でも大きな利益を得る事が出来る夢のような取引です。けれど、その反面、あなたの全財産を失ってしまうような大きな損失を出してしまう可能性もある取引なのです。ハイリスク、ハイリターンの商品が先物取引だと言えますね。このようなリスクの高い取引で確実に儲けようとするのならば、その取引の仕組みを確実に理解する事から始めましょう。例えば、先物取引の場合、限月によって出来高に差が出てくる事があり、出来高が薄い限月は市場参加者が少ない為にビッドとアスクのスプレッドが拡大し易いので注意が必要となってきます。また、SQ日が近づくと、次の限月に市場参加者が移ってしまったり、その他のいろいろな思惑があったりして大きく値段が動く可能性も出てくるでしょう。このように、市場全体に精通しておくと、ある程度の予測を立てる事が出来、急な市場の変化にも柔軟に対応する事が出来るようになってくるはずです。つまり、チャンスを掴み易くなり、儲けも出やすいと言う訳ですね。逆に、市場の動向や市場の特性の理解がまだ出来ていないようであれば、儲けるどころか損失を出さない為にも、先物取引には手を出さない方が無難だと言えるでしょう。それでも先物取引を行いたいのであれば、損失が発生しそうだと感じた際に直ちに損切りを行い、損失額を最小限にする事を先に学んでおいた方がいいです。


4. 【先物取引】先物取引の業者(口座)の選び方とは?

先物取引を行う上で、無くてはならないものが実際に取引を行う口座です。この取引業者の選び方が、後々いろいろな面で影響してくる場合がありますので、慎重に選ぶようにしましょう。とは言っても、先物取引の取引業者は本当に沢山あって、どの業者を選んでいいのか迷ってしまう場合も多いと思います。そんな時は、あなたが何に重点を置いて取引を行っていきたいのかを考え、その点を照らし合わせて選ぶようにすると選び易いかもしれません。投資スタンスは人それぞれです。運用資金の大きさや目標としている利回りなどから、10人が10人とも満足出来るような取引業者は存在しないと言っても過言ではありません。また、システムの使い勝手やサービスの内容も各取引業者によって異なります。そんな時は、取引業者で用意しているデモトレードを利用する等して、実際の取引をイメージしてから決めるようにしましょう。最後に、業者を選ぶ上で何より注意が必要な事は、その業者が本当に信頼出来る業者かどうかです。過去に何らかのトラブルを起こしていないかを調べる事も大事ですし、経済産業省のホームページには過去に行政処分を受けたかどうかなども公開されていますので、参考にすると良いでしょう。資産の全てを一つの業者に預けないで、いくつかの業者に分散して預ける事も、リスクを回避する手段だと頭に入れておいて下さいね。


5. 【先物取引】先物初心者が最低限理解しておくべきこととは?

先物取引の取引業者に口座を開設したら、すぐにでも実際の取引を始めたくなる気持ちになりますよね。けれど、いくら他の投資経験があったとしても、先物取引には先物取引のルールと言うものがあります。それでは、実際に先物取引を始める前に、最低限これだけは理解しておくべき事には一体どんな物があるでしょう。まず、SPAN証拠金、SQ、値洗い、限月など、先物取引では日常的に出てくるキーワードが沢山あります。このようなキーワードは、取引を始める前にしっかりと理解するようにしておかないと、思わぬ損失を抱えてしまう場合があるでしょう。先物取引は、現物の株取引などとは異なり、期限が決められています。この期限内に反対売買を行うのかSQ決済を行うのかだけでも、利益を得られるか、リスクを回避出来るかなどが決まってきます。また、先物取引の単位にはミニとラージがありますから、それぞれのメリットやデメリットも理解しておきましょう。取引単位に迷った場合には、まずは1枚から始め、もし、ミニとラージのどちらにするか迷った場合には、初心者はリスクの少ないミニから始めると良いですね。最後に、取引リスクの認識です。先物取引は、他の商品と同じように元本が保証された取引ではありません。損失額が取引業者に預託した証拠金の額を上回ってしまう可能性も十分にありますし、追加で預託を請求される場合もあります。先物取引はリスクの高い取引だと言う事をしっかりと認識しておく事が、損失を最小限に抑える為にも大切な事です。


6. 【先物取引】最初はデモトレードをした方が良い?

先物取引と言う存在を知って、取引が出来るように取引業者に口座を開設し、いきなり実際の取引を始める人は少ないのではないでしょうか。やはり、最初はデモトレードから行い、先物取引の一般的なルールをきちんと理解する事から始める事が大切です。実際に取引を始めると、相場にプロも初心者も関係ありません。あなたが初心者だからと言って、相場が同情してあなたに有利に動いてくれる事など決してないのです。何の準備もしないままで相場に飛び込んでしまっては、あっという間に身ぐるみをはがされて市場からの退場を余儀なくされてしまうでしょう。そのような事にならない為にも、最初はデモトレードを行って、しっかりと相場感を養う事をお勧めします。ただ、デモトレードの中では常に利益を出す事が出来ていても、実際のトレードでは損ばかりしているといったパターンも多く見られます。それは、デモトレードの場合には実際のお金の出入りがないので、常に思い切った取引を行う事が出来、また、実際に損をする訳ではないのでチャンスを逃す事もないからです。反対に、実際の取引を行ってみると、「ここまでいくといくら儲かる」とか、「ここで決済するとこれだけの損失が出てしまう」などと余計な感情に流されてしまい、どうしても自分のルールを守る事が困難になってしまいます。デモトレードでは、教科書的な取引のルールを身につけ、実際のトレードで失敗をしながら経験を積んで行くものだと理解しておいて下さいね。


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